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0・まえがき
物語を読む、というのは、作者が作った世界をドライブするようなものなのかな、と思います。
そして、ストーリーという道を作るのは、一つ一つの文章なのだと。
そうだとすれば、奇抜な、または違和感のある文章、というのは凸凹道ということになるのではないでしょうか。
道を走っている時に凸凹道があれば、車体は揺れ、運転手である読者は不快に感じ、窓から見える景色から気がそれます。
一つ一つの文章の完成度を気にする人もいれば、物語が楽しければそれでいい、という人もいると思います。
けれど、私はせっかく私が作った世界をドライブしてもらえるのなら、楽しんでもらえるよう、可能な限り、最大限の努力をしたい。
だから、自分が気になる点をまとめ、考察し、打開策を考えたいと思います。
考えたところで、実際の行動に反映するのは難しいかもしれませんが、気にかけながら執筆したいと思います。