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3. 結論として
ジャンヌを魔女にしたコーションの裏の顔、
それは、ジャンヌダルクが仕えたシャルル7世の母なのだ。
ピエール・コーション、彼は女である。
教会に居る以上禁欲的であるので、男であろうと女であろうと関係ない。
ピエール・コーションの生まれた身分は謎であり。
逆にイザボーは生年不明なのだ。
そして、イザボーは必ず暗殺事件に関わっている。
ジャンヌダルクの出現時、ピエール・コーションは行方不明となっている。
たぶん、ジャンヌダルクの奇跡はこのピエール・コーションの裏の顔を暴いた事だろう。
ピエール・コーションが居ない間、イザボーは忙しく働いていた。
そして、追放の記録には、はっきり存在する。
ピエール・コーションとシャルル7世の母イザボーのいた場所が同じであると・・・。
私は、馬鹿げた話だと、筆を置いた、私はこれ以上調べる気もない、
歴史が作り出した偶然だ、私はそう結論付けた。