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冴島君は死んだ。  作者: 海琴
2/2

クラスメイト1-2

何故、冴島君が推薦枠を手に出来たのか、なんですけど私には良く分かりません。

ただ、ユウとか愛...クラスの中でも目立つグループの子達は「那月先生に取り入った」とか「親が学校に金を払った」とかあること無いこと言っていましたね。

思えばアレからですよ。クラスの雰囲気が変わったのは...。


確かに、周りに何も言わずに推薦枠を取った冴島君のことを少しズルく感じましたが、普通に考えたら仕方ないことでしょう。冴島君が推薦枠を取ったのは事実なのだからいくら周りがギャーギャー言ったところで何も変わりません。

それは笹塚君も分かっていて彼は新しい志望校に向けての勉強を始めました。本人がそんな調子だから次第に周りも何も言わなくなり、次第に事件は風化したように見えました。

しかし、これだけでは終わりませんでした。


始めに言い始めたのはユウでした。「最近、冴島の態度でかくね?」と。

他の皆も、言われてみれば、いつも作り笑いをして周りのご機嫌取りをしていた冴島君が、自分から進んで面倒くさいことをやることが少なくなっている、とユウたちに便乗しました。

その時は冴島君の悪口大会でおわったのですが、翌日驚くべきことが起きたのです。


教室から冴島君の机がきえました。

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