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JK4人の異世界暮らし!  作者: 綿あめ真
北の魔眼の王と温泉勇者
60/100

ユア成長日記

7年使っていたパソコンが白い煙を噴いてそのまま壊れた(泣

今年一番慌てた。

データ?バックアップ?そんなのとってないよー!(血涙


 日々おっぱいマッサージを続けているおかげか、夕陽の母乳も安定して出るようになりユアも満足なご様子。  


 今日も元気にちゅぱちゅぱ吸い付いている。


「それにしてもユアは全然泣かないね」

「そうね。メアちゃんは夜泣きとかしているみたいだけど、ユアが泣いているところを見たことがないわね」


 生まれた瞬間でさえ泣かずに笑っていたのだ。

 それから1月以上経つけど未だに泣いたことはない。


 朝から晩までニコニコで、夜はぐっすり寝ているし、本当に手のかからない子だ。

 きっと将来は大物になるね!


「ユアちゃ~ん?泣いてもいいんだよ~」

「?(ニコ)」

「まだ言葉はわからないでしょ」

「わからないからって話し掛けないといつまで経っても言葉を覚えないよ!どんどん話しかけて一日でも早く私と夕陽の名前を呼んでほしい!」

「確かに名前は呼ばれたいわね」

「そうでしょ?ユア~?私の名前は朝日だよ~」

「私は夕陽よゆ・う・ひ」

「(にこにこ)」

「思ったのだけど、名前で呼んでもらうよりママって呼んでもらった方がよくないかしら?」

「そうだね!ユアー?朝日ママだよ~!朝日ママ~」

「夕陽ママよ。…両方ママでいいのかしら?」

「いいんじゃない?」


 早く話せるようにならないかな~。

 いつぐらいから話せるようになるのかとか子育てについてもっと勉強しておけばよかった!

 ネットがあったら一発でわかるのに!


「そろそろユアをお風呂に入れようかしら」

「もうそんな時間かー」


 ユアのお風呂の時間は私たちが入る少し前。

 大体8時くらい。


 まだ私たちと一緒に温泉で入浴するのは危なそうなので、街で買ったベビーバスを使っている。


 ベビーバスにお湯を入れて、居間のこたつの上に置く。

 お湯は熱すぎないように38度くらい。


「ユアー?お風呂の時間だよ~」

「あー!!」


 ユアのテンションが上がっている!


「ユアはお風呂好きね」

「あい!」

「今返事しなかった!?」

「偶然じゃない?」


 そうかなぁ?


 ユアの服は私の変身魔法で作っているのでまずは魔法を解除する。

 そして全裸になったユアをゆっくりベビーバスに入れる。

 身体がふにゃふにゃしているから慎重に慎重に・・・


「ふぅ。どう?ユア気持ちいーい?」

「あい!」

「やっぱり返事してるよね!?」

「偶然でしょ」


 いや明らかに私の言葉わかっている感じなんだけど…

 まあいっか。


 手に石けんを付けて体中を洗ってあげる。

 足の指の間とか首の後ろとかも忘れないように。

 てか全部がちっさい!手とかお人形さんみたい!


「うー♪」

「お!気持ちよさそうだねー」

「あい!」


 もう返事をしてくれるのは気にしないことにした。

 きっと条件反射とかそんな感じでしょ。うん。


 ついでに顔も拭いてあげて今日の入浴タイムは終わり!


「よし!抱っこするよユア~」

「あい」


 ベビーバスからユアを持ち上げて、バスタオルを持って待機している夕陽と交代する。

 夕陽が手早くユアの身体を拭く。


「きれいになったわね。ユア」

「あー♪」

「乾いた?」

「ええ」

「よっし!【変身】!」


 夕陽が水気を拭き取ってくれたタイミングを見計らって変身魔法で服を着せる。

 これでユアの入浴は終わりだ。


 今度はユアをスイナさんに預けて私たちの入浴時間。

 スイナさんの部屋に行ってユアを預ける。


「それではよろしくお願いします。スイナさん」

「いつもありがとうございます」

「うむ。任された。メアちゃんもさっき預かったばかりでな。もう二人は先に入りに行ったぞ」

「そうですか!」


 葵と芽衣はもう温泉に向かったようだ。

 脱衣場に行くとちょうど芽衣たちが服を脱いでいるところだった。


「あ!朝日ちゃんと夕陽ちゃん来たよ。葵」

「ん」

「やっほー」

「今日もお疲れ様。メアちゃんはどうだった?」

「いつも通りだよ~。お風呂の時はすっごく泣いて大変~」

「怖いのかも」


 メアちゃんはユアとは逆でかなり泣いているみたいだね。

 夜とかお風呂とか泣いちゃうみたいだ。

 私の赤ちゃんのイメージ通りである。


「ユアちゃんは?」

「こっちもいつも通りかな。お風呂に入れてもニコニコだよ」

「お風呂の時は特に機嫌がいいわね」

「正反対」

「どっちもかわいいよね~」

「ほんとにね」


 お互い個性があってかわいい。

 それから今日あったことを報告しつつ温泉を満喫する。

 おっぱいマッサージも忘れない。


 夕陽のおっぱいを満喫して温泉を上がり、スイナさんの部屋に向かう。


「スイナさんにはいつも感謝だね」

「そうね」

「スイナさんなら安心して任せられるよね~」

「安定感抜群」


 スイナさんの前まで行くと声が聞こえてくる。


「二人とも~あたしの名前はスイナじゃよ~。早く覚えるんじゃぞ~」

「あい!」

「あーうー」

「うむうむ。相変わらずめんこいのう。さすがあやつらの子じゃて」


 どうやらスイナさんも名前を呼ばせたがっているようだ。

 最初にスイナさんの名前が出てきたら絶対へこむよ!


「む?気配が」

「スイナさん!私たちより先に名前を覚えさせようとしないでくださいね!」

「う、うむ。ついな」

「かわいいから仕方ない」

「そうね」


 スイナさんもユアとメアちゃんの魅力にやられたようだね。

 それからユアを受け取って部屋に戻る。


 時刻は9時を回ったところ。

 そろそろ寝る時間だ。


 日本にいた頃はここからが本番!って感じで完全に私は夜型人間だったけど、なんせこの世界には娯楽が少ない。ユアがいる前で夕陽といちゃいちゃするわけにもいかないから基本早寝早起きの生活だ。


 最初はなかなか寝付けなかったけどもう慣れた。


「じゃあ寝よっか-」

「そうね」

「あい」


 3人で川の字になって寝る。

 これが幸せってやつなんだろうな~。

 この日常をずっと大切にしていきたい。




 それから1年が過ぎた。




 ユアは夕陽のおっぱいを卒業して離乳食をかなり前から食べ始めている。

 離乳食といってもお店では売っていないので、夕陽が食べやすいように食材を細かく切ったり固くならないようにじっくり煮込んだりして作ったものを食べている。


 私たちがご飯を食べているところをよだれ垂らしながら見ていたので、試しに細かく砕いて食べさせてみたらすごく喜んだからそれからは離乳食に切り替えた。

 大体5ヶ月くらいの時かな?


 それから温泉も一緒に入っている。

 中でも五右衛門風呂がお気に入りみたいで、一人用の五右衛門風呂に私たち3人で入ってお湯がバシャーって溢れるのが楽しいみたい。


 首も据わってきたからお座りもできるようになったし、はいはいも出来るようになった。

 日々成長していくユアを見るのは嬉しい。


 ユアが生まれてくれて本当によかった。


 そしてついに!待望の瞬間が訪れた。

 それはいつものようにユアちゃんと寝るときのこと。


「お休みユア」

「お休みなさい」

「おあすみー」

「「!?」」

「今しゃべった…よね?」

「ええ!」

「ユア!朝日ママって言ってみて!」

「夕陽ママよ!ユア」

「ゆーひまま。あーひまま」

「「おお!」」


 ユアがしゃべった!

 しかも私と夕陽の名前を呼んでくれた!

 時刻は9時を少し回ったところ。


「もう芽衣と葵は寝ちゃったかしら」

「そうだね。明日朝一番に教えてあげようよ」

「ええ!」


 いやー!めっちゃ嬉しい!

 それからは久しぶりに夜更かしして何度も私たちの名前をユアに呼んでもらった。

 ユアは疲れちゃったのか途中でかくんと寝てしまったのが残念だけど。


「え!もうユアちゃんしゃべれるようになったの!?」

「葵だよ-」

「あおいー」

「おお」

「あ、葵ちゃんずるい!ユアちゃ~ん?芽衣お姉ちゃんだよ~。言えるかな~?」

「めい」

「呼び捨て!?」

「あはは!ユアは賢いな-」

「まだメアちゃんはしゃべれないよ」

「人それぞれだしね。でもメアちゃんももう泣かなくなったんでしょ?」

「そうだね~。夜泣きは無くなったかな。でも最近よく部屋の隅とかドアの前とかジッと見てるんだよね」

「きっと霊感あり」

「へー。私たちには見えないものが見えているのかな?」


 メアちゃんはメアちゃんで日々成長している模様。

 それから1週間後にメアちゃんも私たちの名前をしゃべってくれた。


 珍しく葵が興奮して鼻息を荒くしていたのが面白かった。


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ポンコツお姫様姉妹と巡る異世界譚
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