朝の一場面
主人公視点です
※これまで書いたとこ色々書き換えました!
「リル様…そろそろ起きてください」
耳障りの良い声が優しくそう呼び掛けながら体を揺する
あぁ…私の好きなあの声優さんとまるまるおんなじこの良い声は…
「ユエ……おはよぉ…」
まだ寝たいと訴える体に鞭を打ち寝心地最高のベッドから起き上がると相変わらず可愛いうさぎちゃんのユエ
「おはようございます!今日はとっても良いお天気ですよ♪」
ユエが元気よく挨拶を返してくれ窓を指すので見れば確かによく晴れてなんだか日向ぼっこしながら寝たくなる感じ…
ってどんだけ寝る気なんだよね私
「さてと…顔洗ってくるね…」
もぞもぞとベッドから出るとまだ眠気が残ってる体をふらつかせながら顔を洗いに行って冷たい水で洗うと眠気が覚めてく
「リル様!こちらのタオルお使い下さい!」
ユエは本当に献身的でよく気が回るうさぎだなぁ…気付けば足元で両手にタオル持って私に差し出してくれてる
「ありがとう…ユエは本当に良い子だね~助かるよ」
「えへへ♪僕リル様が大好きだからなんでもリル様の望むことは僕がしたいんです!」
お、おうそうか…
「ありがとう…私もユエ大好きだよ」
こんなに可愛いこと言われちゃ撫でずにはいられないよね?
「よしよしよし!」
「わーい!僕嬉しいです!!リル様にこうして触って貰うのも大好きです~」
目を細めてほにゃーとした顔で撫でられるユエに癒されてるとドアをノックする音が聞こえる
「神族様、おはようございます。起きておられますか?」
メイドかな?…
「えぇ…」
「お食事はどうなさいますか?お部屋にお運びしましょうか?」
それありなんだ…なら勿論
「お願いします」
今日はあの領主と食べなくて良いんだ~楽だな
「良かったですね!なんでも夜中に賊が入ってこの城の兵が大多数殺されたとかで警備を強化してるみたいですよ?」
へーとユエの話に相槌を打ちながらも直ぐに青ざめる
「え…じゃあ私達も危ないんじゃ…!!」
「その心配は無いですよ!リル様は僕がお守りします!」
もふもふの手でポンッと任せろとばかりに胸を叩くユエ
ものすごく可愛い!!
「まぁ…ユエ強いもんね~なら安心だね」
あの男の人(名前思い出せない)を蹴ったときの反射神経凄かったしね
ユエはえっへんと胸を張った後に私をソファーに座っているように言うと食事を受け取ってくるとドアの方へいってしまった
待ってればワゴンを押してくるユエ
あの小さな体で大丈夫か心配だったけど、翼を羽ばたかせて飛んで押してきてる
「お待たせしました!すぐ並べますね♪」
本当に出来るうさぎだなぁ…
そしてあっという間に並ぶ料理
朝御飯だからかあっさりして量も良い感じだ
ユエと一緒に朝御飯を食べ終えた後今後どうしようかという話になった
「特になんの目的も無いからなぁ~」
「リル様!なら僕経験値積んで進化したいです!」
目をキラキラさせて見つめてくるユエのお願いに自分でもゆるゆるだと分かるくらい顔を緩ませ頷く
「でもどうすれば良いの?」
「強い奴と戦うと早く成長できます!」
なるほど…
「なら…モンスター倒すとか強い人間と戦うのが良さそうだよね…ここのお城の一番強い人間とかどう?」
私の提案にそれは良いとばかりに跳び跳ねるユエ
「身支度出来たら早速聞いてみよう!」