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第二話 出会い

        第二話  出会い



エルドライド王国を出たユリーシャ達は大陸の中央にあるクリシュナ大神殿へと向かっていた。


クリシュナ大神殿はエルドライド王国から直線距離で西に三時間ぐらい歩けば着くのだが途中に森がありその森に多数の幻獣が住み着いてしまったため、大きく迂回しなければならなくなった。


「ユリーシャ様、なぜクリシュナ大神殿へ向かわれるのですか。あそこは、真っ先に魔王の襲撃を受け滅びたはずですが。」


副戦士長がそう尋ねる。


「確かに、地上は滅びたかもしれませんが、地下の礼拝堂はどうでしょうか。あそこはいざという時の非難場所になっていた筈ですから、生存者がいる可能性は十分にあると思っています。」


ユリーシャは副戦士長にそう答えた。


「なるほど、確かにあの場所に避難して扉に神聖魔法で施錠すれば如何に魔王といえど中に踏み込めぬでしょうな。」


副戦士長は納得がいった様でうなずいている。


「ええ、生き残りの方がいれば魔王の力がどれ程なものかも聞けるかも知れませんから。」


更にユリーシャはそう続ける。


「そおですな。魔王のことは殆ど解っていませんから何かしらの情報が入れば魔王との戦いにおいて役立つかもしれませんな。」


副戦士長はそう言い何事かを思案し始めた。


それっきり二人の会話は途絶え道中を突き進む。




そろそろ昼になろうかという時間帯に、ユリーシャの馬車に一人の戦士が慌ててやって来た。


「隊長、前方に魔獣達と交戦している者がおります。十匹程度の魔獣に囲まれておりますがどうしましょうか。」


それを聞いた副戦士長は戦士に答える。


「そおだな、私が出て直接部隊の指示を出そう。」


戦士は解りましと言い他の仲間達の下に戻る。


「私も出て援護をしましょう。」


ユリーシャはそう言い杖を持ち出ようとする。


「ユ、ユリーシャ様は此処においで下さい。魔獣など我らだけで如何にかなりましょう。」


副戦士長は慌ててユリーシャを止めようとする。


「その様な事を言ってる時ではありません。人の命が掛かっているのですよ。」


ユリーシャはそう言いさっさと馬車から降りようとする。


「解りました。その代わり援護だけにして決して前に出ないで下さい。」


副戦士長は説得を諦めそう言った。


「ええ。解りました。」


ユリーシャはそう言い副戦士長と共に馬車を降りる。




<SIDE:???>


私達は今、魔獣どもに取り囲まれている。


私と妹のリーファは互いの背中を合わせ魔獣どもの攻撃を凌ぎ、私は剣で魔獣を切り伏せ、リーファは精霊魔法と弓で魔獣を屠ってく。


だが、如何せん敵の数が多く、残り十数体といった所まで減らしたが、私やリーファの体力や精神力といったものが限界に近い。


「リーファ、もう十匹程です。もうひと頑張りです。」


私はリーファに声を掛け鼓舞する。


「うん、でも魔法も後一回が限度だよ。」


リーファが私に答える。


「でしたら私と合わせていきましょう。」


私はリーファに協力を持ちかける。


「うん、解った。でも何の魔法を使うの。」


リーファはそう聞き返す。


「では、エアレイドの魔法でいきますよ。」


私はそう答え、リーファと共に詠唱に入る。


「「風の精霊よ集いて風の刃と成せ」」


精霊が私達の周りに集まって来る。後は力ある言葉で魔法を発動させるだけという正にその時、


「魔法師隊、氷弾撃てーーー」


という声と共に無数の氷弾が魔獣や私達目掛けて飛んでくる。


「に、兄さん。」「な、なに。」


私達は驚きの声をあげる事しかできなかった。


私達に当たるかと思われた氷弾は不可視の壁の様なものに阻まれ此方に届く事が無い。


「此れは、神聖魔法。いったい誰が。」


私はそう言い、辺りを見渡す。


辺り一面、氷弾により魔獣は死に絶え大地のいたる所に穴が開いている。


そんな中、此方に歩み寄って来る者がいる。


「あなた方を助けるのにこの様な方法しか取れずにすいません。」


と言って頭を下げる少女。


「驚きましたが、助けていただいてありがとうございます。」


私は礼を言い、


「ありがとう。」

と私に続いてリーファも礼を言う。


「先ほどの神聖魔法は貴女が使われたのですか。」


私は少女に聞く。


「はい。そうです。そういえば自己紹介がまだでしたわ。私はユリーシア・S・エルドライドと申します。」


少女は丁寧に名を名乗る。


「此れは丁寧にどうも。私はサイファス・N.クリシュナと言います。」


私はそう名乗り返し、リーファにも名乗るように促す。


「僕は、リーファス・F・クリシュナです。」


と名乗る。


「サイファスさんとリーファスさんですね。」


ユリーシアさんは、覚えましたと微笑む。


「私のことは、サイファでいいですよ。」


私はそう言いうと、


「僕もリーファでいいよ。」


リーファもそう続く。


「解りました。でしたら私の事もユリーシャとおよび下さい。」


とそう言い、


「えっと、エルフであるサイファさん達はどうしてこの様な所に居られるのですか。」


ユリーシャさんはそう私達に尋ねてきた。


「少し長い話になりそうなので、此処から離れて昼食でも取りながら話しませんか。」


私がそう言うとユリーシャさんは、


「そうですね。さすがに此処ではお昼も取れませんね。」


とそう言い私達と共に部隊の隊長らしき人の処へ行き、


「警護ご苦労様です。此方のお二人には昼食の際に詳しい話を聞く事になりましたので此処から離れましょう。」


ユリーシャさんはそう言われ、私達を連れ馬車へ向かいました。


「すいません。私と同じ馬車と言う訳にはいきませんので此方の馬車に乗っていただけませんか。」


ユリーシャさんは申し訳無さそうにそういわれた。


「私達は別に構いませんよ。あって間もない者をいきなり信用することなど出来ないでしょうから。」


私が沿う言うと、ユリーシャさんは、


「そう言う訳ではなくてですね。私の馬車には私物がいっぱいで人が乗れる場所がないのです。」


と苦笑いしながら答えた。何か額に大きな汗が浮かんでいるのは気のせいなのでしょうね。


なんだかこれ以上は聞いてはいけない様な気がします。


「ねえ。ユリーシャさんの馬車の中見せてよ。」


リーファが空気を読まずにそんなことを言う。


「う、わ、解りました。でも後悔しないで下さいね。」




そして今私達は草原で昼食の準備をしています。


え、馬車の中が気になる。何のことでしょうか私は何も見ていませんよ。


脱ぎ散らかした服とか散乱した下着とか、私は見ていませんよ。ええ、見ていませんとも。


とりあえず落ち着け私。


はあ、それで今ユリーシャさんは、部隊長さんと何か話しているようですね。


リーファも先ほど見た光景のせいで煤けていますね。


と、どうやらユリーシャさんは話が終わり此方へ来るようですね。


「お待たせしてしまい、すいません。先に食事を終わらせてからお話にしましょうか。」


ユリーシャさんはそう言い、ランチボックスを置き腰を下ろす。


「ええ、そうですね。」


私はユリーシャさんにそう答え、リーファの方を見る。


「僕もそれで良いよ。お腹空いたし。」


いつの間にか復活していたリーファがそう言い昼食を皆で取った。




昼食が終わり私達の話が始まる。


「私達がこのような場所にいる理由が知りたいのでしたね。」


ユリーシャさんにそう聞くと、


「ええ、今、この様な時にエルフの方が森から出て来ることが珍しいことですから。」


ユリーシャさんはそう答えた。


「このような時と言うならユリーシャさん達も自国から出て何処かへ向かおうとなさっているではないですか。」


私がそう言い、リーファが、


「何処かの王国に嫁ぎに行くんだったりして。」


とにやけながら言う。


「それならばどれ程良かったでしょうね。」


ユリーシャさんは暗い顔をし、そう言った。


「どう言う事ですか。」


私はそう聞かずには居られなかった。


「私達の目的は魔王の討伐です。」


ユリーシャさんはそう答えた。


「なぜ王家の姫君がその様なものに同行しているのですか。」


私は王族など一生、城でぬくぬく暮らすものだと思っていたため、その様な聞き方をしたのですが、


「そうですね。私は城に居ても二十歳まで生きられないでしょうね。「「え。」」私の国には王家の義務というものがあり長女は婿を採り子を成す事。次女以下の女児は国の礎に成る事と義務付けされているのです。この様な時勢ですから城に居れば国民の不安を取り除く為という理由で贄にされるでしょう。それが嫌と言う訳ではないのですが同じ死ぬとしても最後に世界を見てみたいと思い討伐部隊に志願したのです。」


とユリーシャさんはそう言い、最後ににっこりと微笑んだ。


どうやら私はこの方を見誤っていた様ですね。


「ユリーシャさん。私は最初どの様に旅の目的を誤魔化そうかと考えていたのですが、先ほどの話を聞き考えが変わりました。私達の事、旅の目的を全て話しましょう。」


私はそう言い、ユリーシャさんの返事を待たずに話す。


「私達はエンシェントエルフと呼ばれる者です。エンシェントエルフは始まりの人がエデンを追われた後に神により新たに創られた生命でエデンに何かが起こった時にそれを如何様にするための神器を貸しされた唯一の種族でもあります。此処まで何か質問はありますか。」


そう聞くと、


「いえ、大丈夫です。」


ユリーシャさんがそう答えるのを聞き私は続きを話す。


「私達が旅に出る事になったのは、私達の集落に一柱の悪魔が現れ集落を無茶苦茶にされ禁断の樹の枝を奪っていきました。幸いにも長老達の神聖魔法により人的被害はありませんでしたが、たった一柱の悪魔に成す術がありませんでした。そして私達は奪われた禁断の樹の枝を取り戻すために旅にでたのです。」


私が其処まで話すと、ユリーシャさんは聞きたい事があるといってきました。


「集落を襲った悪魔は魔王軍の中ではどれ程の地位に居る方なのでしょうか。又、奪われた禁断の樹の枝とはなんなのでしょうか。」


それに対し私は、


「悪魔の地位までは解りませんがセブンが一柱、色欲のアスモデウスと名乗っていました。次に禁断の樹の枝ですが此れは何の樹の枝なのか解らないのです。ただ、始まりの人が食べた禁断の果実の原木ではないかと私は思っています。又、神が此れをいかなる者の手にも渡してはならないと言われていた事位しか情報が無いのです。」


私がそう言うとユリーシャさんは、


「そうですか解りました。悪魔のほうは地位までは解りませんがそれほどの者があと六柱はいると思っていた方が良いのでしょうね。」


と確認してきました。


「ええ、そお思っていて間違いは無いでしょう。この様な者が相手なので神から貸しされた神器を用いて悪魔を屠ろうと考えたのです。」


私がそう言うと、ユリーシャさんは、


「神器とは如何な物なのでしょうか。」


と聞いてくる。


「なんでも<罪焼き尽くす断罪の焔剣>と言う剣だそうです。」


私がそう答えると、


「何かすごく大そうな名を持つ剣ですね。」


ユリーシャさんはそう言い、更に、


「それを取りに行く途中だったのですか。」


と聞いてくる。


「ええそうです。それを取りに中央神殿へ向かっていたのです。」


と私が答える。


「中央神殿、ああクリシュナ大神殿のことですか。ちょうど私たちも其処へ向かっていた所です。」


ユリーシャさんはそう言い少し嬉しそうにしている。


「クリシュナ大神殿ですか、人族の方はその様に呼んでおられるのですね。人のファミリーネームを神殿の名にしているとは思いませんでした。」


私は苦笑しながら言った。


「え、そういえばサイファさん達のファミリーネームはクリシュナでしたね。ではあの神殿はサイファさん達のご先祖様が設計なされたのですか。」


ユリーシャさんがそう聞いてくる。


「ええそうですよ。祖父が設計し建設にも係わりました。ちなみに祖父はまだ生きていますから。」


私がそう言うと、


「ええー、神殿が建てられたのが十万年ほど前ですよね。それなのにまだ生きておられるなんて信じられません。」


ユリーシャさんは酷く驚いているようです。


「私達エンシェントエルフは、不老なのです。殺されたり神聖魔法を使いすぎない限り死ぬことはありません。」


私はそう言うとユリーシャさんは、


「不老ですか、ですがエデンに生ける者は原罪により永遠の命を失ったのではないのですか。」


そう私に問いかける。


「ええ、そのとうりです。。原罪があれば神器を振るう事ができないのです。それを振るうために私達エンシェントエルフには原罪がないのです。」


私はユリーシャさんの疑問に答える。


「神器が原罪に反応して使用者まで焼いてしまうという事ですか。」


ユリーシャさんはそう聞く、


「ええ、そういう事です。これ以上此処で時間を過ごすと今日中に神殿に着けなくなってしまいます。まだ聞きたいことは有ると思いますが出発しませんか。話なら神殿に着いてからでもできましょう。」


私がそう言うとユリーシャさんは、


「ええ、そうですね、そうしましょう。」


そう言い部隊長の下に行き出発する旨を伝えた。


私達も荷物をまとめ出発の準備をし、馬車に乗り神殿に向かい出発した。




道中何事もなく、日が暮れる前に神殿に到着することができました。


部隊の皆さんは陣を張り夜営の準備を始めています。


そしてユリーシャさんが此方へやって来て、、今日は早めに休み明日の朝食後、神殿の探索を行う事を私たちに伝え部隊の方へ戻って行きました。


私達は夕食後、疲れていたため直に眠ってしまいました。




そして一夜明け、朝食を取った後、私達は神殿の地下の探索に向かいました。


「地下もかなり酷い状況ですね。」


私はそう言い辺りを見渡す。


「そうですね。礼拝堂は無事でしょうか。」


ユリーシャさんは心配そうに私に聞く。


「あそこから封印の間に降りる隠し通路があるためかなり頑丈に造られているから大丈夫だと思いますよ。」


私がそう言うと、


「礼拝堂に隠し通路なんてあるのですか。」


ユリーシャさんがそう聞く。


「ええ礼拝堂の天使像の真下にあるんです。」


私達はそう話ながら崩れた通路を進んで行く。


「ここの角を曲がれば礼拝堂ですよ。」


ユリーシャさんの案内で礼拝堂の入り口まできた。


礼拝堂の扉は無残に破られその中は、かなり荒らされ幾つもの死体が転がっている。


「ここまで酷いとは思いませんでした。」


ユリーシャさんは顔を顰めそういった。


「此処に長いなんかしたくないよ。早くさきへ行こう。」


とリーファが言いさっさと行ってしまう。


「リーファ待ちなさい。仕方が無いですね。私達も行きましょう。」


私がそう言うとユリーシャさんは、


「私も此処には長いしたくはありませんわ。」


と言い駆け足で奥へ進む。


そして天使像の前まで来ました。


「我は古の血を引くものなりこの血を持って隠されし道を開け」


私はそう言いながら剣で自身の手を切り血を天使像に垂らす。


ゴゴゴゴと音を立てながら天使像が動き、階段が現れる。


「では封印の間へと参りましょうか。」


私がそう言い階段を降りる。


壁には魔法灯が所々に付いていて階段を照らしています。十分ぐらい下り続けて漸く最下層へ着きました。


封印の間へと続く扉を開き中へ入ると、壁や天井自体が青白く発光していて通路全体が明るくなっている。


「すごく神秘的な光景ですね。」


ユリーシャさんはそう言い辺りを見渡す。


「ええそうですね。私も中がこの様になっているとは思いませんでした。」


私はそう言いながら更に奥へと進む。


「あ、待って下さい。」


ユリーシャさんはそう言い慌てて追いかけてくる。


「もう兄さん私達を置いて行ったれ駄目でしょう。」


リーファはそう私を嗜める。


「すいません。つい興奮してしまい我を忘れてしまってしまいました。」


私はそう謝り皆で奥へ進む。


そして遂に封印の間の扉の前にきました。


「ここが封印の間です。今から扉を開くので少し後ろに下がっていて下さい。」


私はそう言い神聖魔法の詠唱に入る。


「エデンよ我に力を 古の血と我が名サイファス・ニドークス・クリシュナの名を持って封印よとけよ。 アンテ。」


扉は私の魔法を受け入れ、音も無く開く。


私達は封印の間に足を踏み入れる。


「な。」「え。」「うそ。」


中に入り目にした光景に私達は三者三様の驚きの声を上げる。


そこにはエデンではありえない黒髪・黒眼の少年とこちらもありえない白毛・紅眼の三尾の狐がいた。


人が黒を持つという事は精霊の祝福を一切受けていないものを現す。又、白は全ての精霊の祝福を受けたものを現す。この二つの色を持つものは生まれるはずが無いとされている。


精霊の祝福は次の子へも受け継がれる為であり、反属性どうしでもどちらかの祝福は残るため黒はありえないとされいる。又、白は反属性が反発して決して交じり合うことが無いためこちらもありえないとされている。


目の前にいる少年達は何者なのでしょうか。




  おまけ


王都を出たユリーシャは馬車の中で着替えを行っていた。


「もうどうして王都から出るのにこの様なドレスを着なければならないのでしょう。苦しくてしょうがありませんわ。」


と呟きながらドレスを脱ぎ捨てる。


「コルセットも窮屈で仕方がありませんし、この下着もお腹を締め付けるだけですし。」


と言い此れも脱ぎ捨てる。


「えっと、私の普段着は何処にしまってあるのでしょうか。」


そう言いながら衣装ダンスから此れも違うあれも違うと服を放り出す。


そんな時、


「ユリーシャ様少し宜しいでしょうか。」


と副戦士長が尋ねてくる。


「ちょ、ちょおと待って下さい。今着替え中なのでそこでお待ちになって下さい。」


ユリーシャは慌ててそう言う。


「わかりました。」


副戦士長はそう言い、しばらく待つ。


十分ぐらいしてユリーシャのどうぞの声がしたので馬車に入る。


「ユリーシャ様、いくら慌ててた為とはいえ此れは余りに酷いのでは。せめて、せめて下着ぐらいはどうにかしていただけないでしょうか。目のやり場に困ってしまうのですが。」


副戦士長は呆れたような困ったような顔でそう言う。


「ひゃい。す、すいません。」


ユリーシャは顔を真っ赤にして伏く。


そして時は進みサイファとリーファに馬車の中を見せてしまったユリーシャは二人の反応によりますます伏くのでした。



桔梗です。

ここまで読んで戴いてありがとうございます。

今週の投稿は遅くなってしまい申し訳ございません。

次回の投稿は今回より早く上げたいと思っています。


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