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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
思いつき編
63/210

まさかね

 今日は彼女の家にお泊まり。


 ご両親が不在と聞き、僕はドキドキしながら訪れた。


「いらっしゃい」


 彼女が笑顔で迎えてくれた。


 彼女と二人きり。胸が高鳴る。


 彼女の顔が蝋燭の明かりに照らされて輝いている。


 何て美しいのだろう。


 二人で夕食。彼女が頬杖を突いて僕がスープを啜るのをジッと見ている。


「どうしてそんなに僕を見つめるの? もしかしてスープに毒でも入ってる?」


 僕の冗談に彼女は何も言わずに微笑んでいる。


 まさか、ね。

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