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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
思いつき編
5/210

閻魔様5

 閻魔様はあの世の裁判官です。今日もお裁きをしました。


「お前は大焦熱地獄行きだ」


 そう宣告された男は、


「地獄でも一生懸命務めれば恩赦で天国に行けるらしい」


と言い、苦行に耐え、恩赦を待ちました。


 でも何十年経っても恩赦が出されません。


 男は不思議に思って、看守の鬼に尋ねました。


「何十年も真面目にお務めをして来ましたが、恩赦はいつ頃あるのでしょうか?」


「それは焦熱地獄までだ。ここにはない」


 めでたし、めでたし。

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