表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
思いつき編
48/210

Dの悲劇

 俺は力丸卓司。中学一年生だ。


 今日は東京の従兄弟達の所に遊びに来ている。


 力丸一族の男は全員がちょっと太め。


「キモい」


 俺達が街を歩くのを見て、女子高生達が囁くのが聞こえた。


「今何て言ったんだよ!?」


 身長百八十センチ体重百キロの一番気が荒い卓三兄ちゃんが凄んだ。


「マジ受けるゥ、デブが怒ってるんですけどォ」


 一人が大笑いしている。


 兄ちゃんはその子がタイプだったので引き下がってしまった。


 男の悲しい習性だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ