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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
思いつき編
4/210

閻魔様4

 閻魔様はあの世の裁判官です。今日もお裁きをします。


「生前お前は金に汚かったそうだな」


 閻魔様は目の前にいる男に言いました。


「金さえあれば何でもできますからね」

 

 男は得意そうです。


「お前は焦熱地獄行きだ」


「そこを何とか。お金ならありますから」


 男は懇願しました。


「免罪符は高いぞ」


 閻魔様は言いました。


「百億円あります」


「残念だな、一円足りぬ」


 男は百億円を取られた上、焦熱地獄に落ちました。


 めでたし、めでたし。

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