表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
思いつき編
35/210

言い訳

「脳の活性化について研究しているんです」


 男はさっきからおかしな事を喚いている。


 何を言っても無駄なのに。どんな言い訳をしても虚しいだけなのに。


「脳はですね、いくつかの作業を同時にする事によって活性化する事がわかっています」


「貴方は脳の活性化の実験をしていたと言いたいのですね?」


 私は半ば呆れ気味に尋ねた。男は頷き、


「運転しながら携帯電話をかけて実験をしていたんです。だから見逃して下さい、おまわりさん」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ