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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
203/210

タバコ

 神田律子は新米ママ。


 律子はアパートに帰った。


 母親が子猫のまりんを抱いて出迎えた。


 雪は眠っている。


「何があったの? 電話線が抜いてあったけど」


 観念した律子は全部話した。


「ホントにバカねえ」


 母親の言う通りだと思った。


「すぐに電話しなさい。そして最後まで話を聞くのよ」


 律子は涙ぐんで頷き、電話に近づいた。


「あ」


 脇にタバコがあった。妊娠がわかった時、その場でやめさせた時のものだ。


 律子は泣きながらダイヤルした。

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