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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
201/210

トイレに行きたい

 神田律子は夫との交信を一切断っていた。


 井地川琉衣子が夫の出向先の住所を訊いてきた。


 だが、夫に対して何も考えたくない律子は教えなかった。


 琉衣子が夫に気があるからではない。夫の事を思い出すのが嫌だったのだ。


「待ちなさいよ、律子さん!」


 琉衣子は声を荒らげて律子を追いかけ、立ち塞がった。


 だが、律子は彼女を押し退けて進んだ。琉衣子がその腕を掴むと、


「トイレに行きたいの!」


 律子は嘘を吐いてそこから駆け去った。

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