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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
思いつき編
19/210

別れ話3

 公園のベンチに卓司と律子は並んで座っていた。


 卓司はソッポを向いている。律子は俯いている。


「何だよ、律子」


 卓司は律子を見ずに言った。


「私達もう限界ね。別れましょう」


 律子は前を見て言った。


「それで?」


 卓司は先を促す。


「今更優しい言葉なんてかけないでよ。私、決めたんだから」


「おい」


 卓司が声をかけたが律子は歩き出す。


「これで行こう。練習終わり」


 やっぱり律子には俺が見えないのか。


 卓司は諦めてあの世に行った。

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