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お気に入りのボールペン
神田律子は新米ママ。
夫の浮気を疑いながらも、ベタ惚れで結婚した弱みか、彼に買ってもらったボールペンを愛用し続けている。
仕事帰りにベビー用品を買うためにドラッグストアに寄った。
「アンケートに答えて豪華賞品をゲットしましょう」
店員の甘い誘惑に負け、用紙に記入した。
「偶然ね」
井地川琉衣子に遭遇した。
「それも偶然ね」
琉衣子が見せたボールペンは律子と同じものだった。
(きっと偶然よ!)
律子は妄想を振り払った。
神田律子は新米ママ。
夫の浮気を疑いながらも、ベタ惚れで結婚した弱みか、彼に買ってもらったボールペンを愛用し続けている。
仕事帰りにベビー用品を買うためにドラッグストアに寄った。
「アンケートに答えて豪華賞品をゲットしましょう」
店員の甘い誘惑に負け、用紙に記入した。
「偶然ね」
井地川琉衣子に遭遇した。
「それも偶然ね」
琉衣子が見せたボールペンは律子と同じものだった。
(きっと偶然よ!)
律子は妄想を振り払った。
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