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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
思いつき編
18/210

別れ話2

公園のベンチに卓司と律子は座っていた。

 

 卓司は項垂れている。律子は目に涙を浮かべている。


「やっぱり無理だったのよ、私達。別れましょう」


 卓司は項垂れたままだ。そして一言呟く。


「律子……」


 律子はピクンとするが、意を決したように立ち上がった。


「何もかも遅いのよ。今更優しい言葉をかけようなんて思わないで!」


 律子は吐き捨てるように言うと駆け出した。


「律子……」


 卓司はもう一度呟いた。


「何で死んじまったんだ!?」

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