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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
174/210

色あせたぬいぐるみ

 神田律子の夫は子会社に出向中。


 社長の娘の菜奈にキーホルダーをもらった。


 夫は律子に知られるのを恐れていた。


 数日後、社長は元気に退院し、自宅で快気祝いの会を開いた。


「いらっしゃい」


 仕事の時とは違って妖艶なドレスを着た菜奈が出迎えた。


 驚いた事に出席者は彼だけだった。


 夫は焦った。すると菜奈は、


「忘れてしまったのね。私達、昔に会っているのよ」


 色あせたぬいぐるみを見せて、


「貴方にもらったの」


 夫は目を見開いた。

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