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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
166/210

すごろく

 神田律子は新米ママ。


 夫の出向が左遷ではないとようやく理解できた。


「律子も僕を心配してくれているんだよね?」


 夫は律子の優しさにジンと来ていた。


「ねえ、すごろく買っていい?」


 律子が妙に猫撫で声で言ったので、


「すごろくくらい、買っていいよ。それくらいで相談しなくていいよ」


 夫は軽い気持ちで応じた。


「ありがとう」


 彼は知らなかった。


 その「すごろく」が実は三十万円以上する高性能ブルーレイプレーヤーだという事を。

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