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深夜のラジオ
律子はOL。
今日は夫は新年会で遅い。
珍しく雪が夜泣きをしないので、律子はラジオを聞いて夫を待つ事にした。
(昔はよく葉書を書いて送ったなあ。今でも葉書職人とかいるのかなあ?)
今はメールの時代だと気づかないアナログ人間である。
「相変わらず面白いなあ、我集院実は」
久しぶりに聞いたので妙に嵌ってしまい、のめり込んだ。
「あのう、帰ったんですけど」
夫が呼びかけても、大笑いをしていて振り返りもしない律子だった。
律子はOL。
今日は夫は新年会で遅い。
珍しく雪が夜泣きをしないので、律子はラジオを聞いて夫を待つ事にした。
(昔はよく葉書を書いて送ったなあ。今でも葉書職人とかいるのかなあ?)
今はメールの時代だと気づかないアナログ人間である。
「相変わらず面白いなあ、我集院実は」
久しぶりに聞いたので妙に嵌ってしまい、のめり込んだ。
「あのう、帰ったんですけど」
夫が呼びかけても、大笑いをしていて振り返りもしない律子だった。
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