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不敵な笑顔
神田律子はOL。
年が明け、律子は産休を終えて出勤した。
会社には託児所が完備されているので安心だ。
「むしろ託児所の方が心配ないよ」
夫がそう言っていたのを思い出し、ムッとした。
「おはよう、律子さん」
井地川琉衣子が声をかけて来た。
「よかったわ。お子さん、神田君に似ていて」
不敵な笑顔で琉衣子は立ち去りかけ、
「私と結婚していたら、どちらに似ても可愛かったでしょうけど」
律子は琉衣子の背中にべーッと舌を出した。
神田律子はOL。
年が明け、律子は産休を終えて出勤した。
会社には託児所が完備されているので安心だ。
「むしろ託児所の方が心配ないよ」
夫がそう言っていたのを思い出し、ムッとした。
「おはよう、律子さん」
井地川琉衣子が声をかけて来た。
「よかったわ。お子さん、神田君に似ていて」
不敵な笑顔で琉衣子は立ち去りかけ、
「私と結婚していたら、どちらに似ても可愛かったでしょうけど」
律子は琉衣子の背中にべーッと舌を出した。
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