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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
156/210

長い冬の一日

 律子は遂に出産した。


 産まれたのは女の子。名前は両方考えておいたので「雪」と名づけた。


「昔付き合ってた女の名前じゃないでしょうね?」


 最初に提案した時、律子に襟首をねじ上げられたのを夫は思い出した。


「違うよ。アニメのヒロインの名前だよ」


 真実を語ったら、もっと軽蔑されたのも思い出した。


 律子は難産だったため、しばらく入院になった。


 夫は寂しそうに帰宅した。


(今日は長い一日だったなあ)


 しみじみ思う律子だった。

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