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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
153/210

居残り組のふたり

 神田律子は妊婦。


「う!」


 深夜になって突然陣痛が始まった。


「あわわ」


 オロオロする夫に、


「実家に電話して!」


 


 両親が車で迎えに来てくれて律子は病院に向かったのだが、着いた途端、陣痛が治まってしまった。


「様子を見ましょう」


 医師に言われ、夫と二人で残った。


「学校の居残り組みたい」


 他に誰もいない待合室で律子は言った。


「昔を思い出すなあ」


 ニヤッとして呟く夫。


「誰の事を思い出してるのよ!?」


 律子の嫉妬が始まった。

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