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しましまのレギンス
神田律子は妊婦。もうすぐ出産だ。
しかし季節は一年で一番忙しい師走。そして予定日は大晦日。
病院の話では早まると言われていたのだが、未だに陣痛が来ないのでイライラが始まり、
「しましまのレギンスがないよ!」
夫に怒鳴った。
「そんなの、持ってないだろう?」
夫もイライラして言った。
「そんな事ないもん! 絶対に持ってるもん!」
口を尖らせて言う律子を見て夫はキュンとしてしまい、
「買って来るよ」
そう言ってキスをした。
神田律子は妊婦。もうすぐ出産だ。
しかし季節は一年で一番忙しい師走。そして予定日は大晦日。
病院の話では早まると言われていたのだが、未だに陣痛が来ないのでイライラが始まり、
「しましまのレギンスがないよ!」
夫に怒鳴った。
「そんなの、持ってないだろう?」
夫もイライラして言った。
「そんな事ないもん! 絶対に持ってるもん!」
口を尖らせて言う律子を見て夫はキュンとしてしまい、
「買って来るよ」
そう言ってキスをした。
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