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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
147/210

晴れのち目玉焼き

 神田律子は妊婦。


 夫が研修旅行から帰ってきた。


「はい、お土産」


 律子は西陣織の財布をもらった。


「ありがとう」


 キスしようとすると夫はそこにはいず、


「まりん、ただいま」


 子猫を抱き上げ、キスしていた。


「どういう事?」


 また襟首を捩じ上げられた。夫は苦笑いし、


「Tシャツも買っったんだ」


 シャツに書かれている文を見せた。


「晴れのち目玉焼き? 何それ?」


 絶対に受けると思っていたはずが軽蔑の眼差しで見られ、夫はへこんだ。

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