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悪いやつ
神田律子は妊婦。
今日は病院に出かけた。
「こんにちは」
何故か井地川琉衣子がドヤ顔で立っていた。
「こんにちは」
律子は苦笑いして応じた。琉衣子は律子のお腹を見て、
「いつが予定日なの?」
「大晦日です」
「それは大変な時期ねえ」
琉衣子は顔を近づけて、
「赤ちゃん、貴女じゃなくて神田君に似るといいわね」
オホホと嫌な笑い方をして琉衣子は歩き出した。律子はムッとしたが、
「ひい!」
琉衣子がいきなり倒れたので気が晴れた。
神田律子は妊婦。
今日は病院に出かけた。
「こんにちは」
何故か井地川琉衣子がドヤ顔で立っていた。
「こんにちは」
律子は苦笑いして応じた。琉衣子は律子のお腹を見て、
「いつが予定日なの?」
「大晦日です」
「それは大変な時期ねえ」
琉衣子は顔を近づけて、
「赤ちゃん、貴女じゃなくて神田君に似るといいわね」
オホホと嫌な笑い方をして琉衣子は歩き出した。律子はムッとしたが、
「ひい!」
琉衣子がいきなり倒れたので気が晴れた。
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