表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
140/210

悪いやつ

 神田律子は妊婦。


 今日は病院に出かけた。


「こんにちは」


 何故か井地川琉衣子がドヤ顔で立っていた。


「こんにちは」


 律子は苦笑いして応じた。琉衣子は律子のお腹を見て、


「いつが予定日なの?」


「大晦日です」


「それは大変な時期ねえ」


 琉衣子は顔を近づけて、


「赤ちゃん、貴女じゃなくて神田君に似るといいわね」


 オホホと嫌な笑い方をして琉衣子は歩き出した。律子はムッとしたが、


「ひい!」


 琉衣子がいきなり倒れたので気が晴れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ