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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
131/210

来年の手帳

 律子はOL。


 久しぶりに書店に行くと、もう来年の手帳が売られていた。


 普段は手帳など使わないのだが、装丁が可愛かったので、夫の分も合わせて買った。


「手帳ならもう買ってあるよ」


 夫に言われ、律子は剥れた。


「何で買っちゃうのよ?」


 ほっぺを膨らませて言うと、


「この前見せたよ。忘れたの?」

 

 そう言われ、ギクッとする。


(そう言えば……)


 律子は苦笑いして、


「許してにゃん」


 アイドルの物真似で謝ったが、白い目で見られた。

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