表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
128/210

ゆらゆら

 神田律子は妊婦。


 仕事の帰りに立ち寄った雑貨屋で一目惚れしたやじろべえを購入した。


 帰宅するなり、箱から取り出し、夫をそっちのけで組み立てた。


「可愛いでしょ」


 律子は夫に同意を求めた。


 どう見ても不気味な顔のやじろべえを夫は苦笑いして見て、


「そうだね」


 同意しないと話が長くなるのだ。


 ゆらゆら揺れているやじろべえを律子は頬杖を突いて眺めている。


「夕ご飯を食べたいのですが?」


 夫が声をかけると、律子は眠っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ