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プリンの誘惑
神田律子は妊婦。
先日、夫の誕生日を間違えて、白い目で見られた。
お詫びの印に仕事帰りにいつもは買わない高い瓶入りのプリンを買った。
ところが、そういう時に限って夫の帰りが遅い。
待てど暮らせど帰って来ない。
サプライズでプリンを出そうと思っているので電話をかけられない。
とうとう午後十一時を過ぎた。
「我慢できない!」
律子は冷蔵庫からプリンを取り出し、貪るように食べた。
「あ」
勢い余って夫の分も食べてしまった。
神田律子は妊婦。
先日、夫の誕生日を間違えて、白い目で見られた。
お詫びの印に仕事帰りにいつもは買わない高い瓶入りのプリンを買った。
ところが、そういう時に限って夫の帰りが遅い。
待てど暮らせど帰って来ない。
サプライズでプリンを出そうと思っているので電話をかけられない。
とうとう午後十一時を過ぎた。
「我慢できない!」
律子は冷蔵庫からプリンを取り出し、貪るように食べた。
「あ」
勢い余って夫の分も食べてしまった。
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