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りったんの「二百文字小説」集  作者: りったん
沢木先生お題編(神田律子と愉快な仲間達)
124/210

二度寝の幸せ

 神田律子はOL。


 目覚ましの音に起き上がり、浴室に行って洗面台で顔を洗う。


 ボサボサの髪のまま、キッチンに向かい、コーヒーメーカーの電源を入れ、ケトルに水を入れて火にかけた。


「何してるの?」


 眠そうな目をした夫が起きて来て尋ねた。


「何って朝食の準備……」


 律子はハッとした。


「今日は月曜だけど、祝日だよ」


 夫は微笑んで寝室に戻っていく。


「私ってば、慌てん坊さん」


 律子はテヘッと笑い、火を消すと、夫を追いかけた。

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