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第6話 嘘をついた結果……

 睾丸を捕まれ、入院となりました……。


 汗かきの体臭問題を抱える、通称「半ソデ君」。


 仕事は、少し楽したがる。たまに真っ白に燃え尽きたジョーのように椅子に座り、体調不良をアピールしてくる。しかし早退となった瞬間に元気になり、スタスタと歩いて帰ってしまう。残念なことに最後まで、演技をすることは出来ない。


 だから半ソデ君の場合は、どんなに体調不良をアピールしても、誰も相手にしない。そもそも雪が降っていても半袖なのだから、その時点で寒気がするは通用しない。


 それでも半ソデ君は学習した。冬は何をやっても駄目だということに気付き、夏に熱中症で倒れたフリをしてしまった。


 汗かきで、膝から上の服はずぶ濡れ状態。水分補給も水道水をがぶ飲みし、いつも注意されている。毎日注意されているのだから、信用されると思ったのだろう。


 しかし結果は、救急車を呼ばれてしまった……。大丈夫だとは言えずに、倒れたふり。そして、救急車に載せられ、運ばれて行く。


 検査で女医さんに、睾丸を捕まれた瞬間に飛び起きたそうな。

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