表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/27

第10話 折れたら強くなる肋骨

「肋骨が折れたんで休みます」


 朝一の、社長の甥っ子からの電話。この時、色々なことを考える。


■怪我の程度と休業期間

■いつ、どこで怪我したのか?

■欠員が出たことでの仕事の対応

■叔父である社長への報告


『折れたって……大丈夫なの、程度は?』


「今日1日で、大丈夫です」


『はあっ? 本当に1日……医者は何て言ってるの?』


「医者には行ってません。何回も空手で肋骨折ってるんでボクは分かるんです。1日で治ります」


『もしかして自分の勘で、骨折って言ってるの?』


「いや、ボクは分かるんです。それに骨は折れれば折れる程、強くなるんです。ボクは強いです!」


 ヒーロー漫画の主人公理論を言いきってしまう。そんな、社長の甥っ子にはこれ以上は何を言っても無駄。ただ今の会話をそのまま、社長へと報告するしかない。


 そして翌日、社長の甥っ子はスーパーマリオ並みのジャンプを見せてくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ