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闇が日差しを照らせたときは、  作者: いせゆも


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28/45

○9

【ついには戦争開始、ですか】

【ふむ。我が思うに、君は狙いすぎなのではないかな?】

【なによ今さら。それに、あんたの提案でしょ、ジュ=ヤミにシャ=イサのニムさせるの】

【こうも綺麗に決まるとは思っていなかったのだよ】

【それも十分に気持ち悪いですが。女が襲われているのを見てニヤニヤしているなど】

【あれは仕方ないだろう。片方の視点と、もう片方の視点とでは、共有している出来事を全く違う捉え方をしているのだから】

【えー? 妾としてはぁ、男は襲ってくるぐらい鮮度が高いのがいいなー。個人的には、ジュ=ヤミは襲われるのを期待してた面もあったからバツ。もっとこう、意思の強い女が絆されるぐらいのが見てて面白いし】

【……そんな思考で、私を配下にしたのですか】

【そうよー。ニムナをからかうのは、妾の人生で一番の娯楽】

【そして我は、そんな君たちを見守るのが最大の娯楽だ】

【貴方達は……】

【まあまあ。有難いことに、シャ・イサが予測通りに動いてくれたおかげで、もっと行動しやすくなったわねー】

【話を逸らさないでください】

【逸らしてなんかないわよ。むしろ本筋に戻してあげたんじゃない】

【私が参戦できない闘争など興味ありません。殺せないのなら、どれだけ大きな規模だろうが、私の知ったことではありません】

【怖い怖い。君に負けてから千年近くも経つというのに、まだ諦めていなかったのかね】

【諦められるわけがありません。トイチには分からないでしょうが、敗北の悔しさというものは、一生を掛けてでも呪い返したくなるのです】

【んー、みなやわかんにゃい】

【殺しますよ】

【やれるもんならやってみんさい! 返り討ちにしてあげるわ!】

【してもいいが、ここではするな。いくら君たちでも、そればっかりは許せないな。我の唯一の生活居住空間なのだ。荒らされては、もとに戻すまで時間がかかる】

【あんたの力を使えばいいじゃない】

【使えたのなら、我がこんなふうに出刃亀をする意味がなくなってしまうだろう】

【三神の一人ともあろうものが難儀ねえ。ま、それはニムナも同じか】

【一緒にしないでください。反吐が出る。どこが同じなのだか】

【我らは実のところ、本質的に似ているのだよ】


似ないと思うは君一人なり、勝手に思うが我らなり


・・・

・・


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