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闇が日差しを照らせたときは、  作者: いせゆも


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19/45

○8

【これでまた、人間模様が変わるわけだ】

【どうしてミナヤもトイチも、物事を面白おかしく掻きまわそうとするのです。たまには静観するという選択肢を入れてほしい】

【いいのではないか? どうせ貴殿だって暇なのだろう?】

【暇ですが、ミナヤのように厄介事を引き受けるような被虐趣味ではありません】

【ニムナはほーんと、サドよねー。こーんな可憐な乙女の姿をしてるくせに】

【容姿と性格は関係ありません。それを言ったら、ミナヤなんかはもっと清純な性格をしていなければならないことになります】

【清純な君……ふむ、これはこれでいいものだと思うが】

【それを人は、クロック教の神、ミナヤ・クロックと呼ぶわ】

【はっは。そうだったな。やはり、理不尽でこそ君だ】

【はあ……戦の下準備をした直後だというのに、呑気なものですね、ミナヤは】

【まにー。ちょっとセゴナも弛んでるからさー。ここは一発、最悪な災厄を生まないとにー。平和を維持できなくなっちゃうのん】

【平和を望むのに戦をするというのも、矛盾した話ではあるな】

【しょうがなーいしー。それに、ここでちゃんと種から刈り取っておかないと。トイチだって困ったことになるでしょ?】

【そうだな。面白くはなくなってしまう】

【面白いとかそういう話ではありません】

【いやいや、我にとって、面白いかどうかはとても重要なのだ。なにせ、我はここから動くことができない。渡時月下をして、他人のメロドラマを見るぐらいしか暇をつぶせないのだ。貴殿もこの生活を送ってみるか?】

【いいえ、やめておきます。トイチは聖典とやらを書いてニヤニヤしていればいい】

【なんにしろ、あとはジュ=ヤミがどう動くかだけ。シャ=イサは単純なやつだし、きっと想像通りに動いてくれんでしょ】

【ああその話だが、次からいらない部分に介入しないでくれよ君。我はジュ・ヤミという少女がシャ・イサという少年と結ばれる過程にしか興味はないのだから。一人の男が一人の強敵に立ち向かう下剋上の物語など、我にはどうでもよいことだ】


成長するは乙女が女、熟れぬ果実も価値はあり


・・・

・・


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