(´・ω・`) 第四十一話……社会保障費
生活保護制度というものがある。
私はもっとこの制度の支給額が増えればいいと思っている。
このコロナ禍で多くの方が失業した。
真面目に働けば、かならず普通の暮らしが叶うという保証は、どこにもないことが明らかにされたのだ。
……そこまで言わなくとも、学校がお休みになったら児童が痩せるという話はよく聞く。
支給額の不足が原因なのだ。
そもそも、社会的自立とは恐ろしく難しい。
我が国の支出は、年100兆を超える。
これに見合った税は、一人頭100万円である。
これは凄い額だ。
4人世帯なら、年400万である。
もちろん、年金や健康保険料を除いてである。
退職後も、二人世帯なら死ぬまで、年200万の税負担。
貴方は大丈夫だろうか?
……無理ですよね (゜∀゜)www
実質は、上位1割くらいの人の負担で、残りの9割の人が生きているようなものなのである。
我々庶民は、税負担より給付が多い人々なのだ。
社会的に一人前とは程遠いのだ……。
生活保護を受ける人と、我々は程度の問題なのだ。
社会において9割の人は、給付を受ける側なのである。
……他にも、例を出そう。
国民健康保険。
自分は沢山払っているという自覚がある人は多い。
だが、結局はほとんどの人が受給額の方が多くなる。
このカラクリは、一番医療費が多くなるのって、何時だと思います?
……実は死ぬ直前なんです (ノ∀`)
人生を逆から眺めると、有難い制度なんです。
三割以内の額でも、所得に応じて免除してくれるのが大きいですよね。
グラフにするとこんな感じです!
医療費って70過ぎてからが本番ですよ (;'∀')
……正直言うと、社会給付を受けるのって、富裕層にもメリットがあるんです。
貴方は良い人ですが、家で自分の子供がお腹を空かせて泣いていても、犯罪を犯さない自信はありますか?
私はありません。
貧富の格差が大きい南アフリカでは、駅から200m歩くと、犯罪遭遇率は200%だそうです。
100m歩くと下着だけに毟られ、さらに100mあるくと、残った下着まで毟られるという笑い話です。
このように、貧困率とは犯罪率と隣り合わせなのです。
ある程度の財を貧者に支給することで、犯罪率が低下し、警察などの治安維持費が下がるのです。
……社会保障とは、可哀そうだから、払うというモノでは決してないのです。
みんなの利益になるから、富の再分配は必ず、必要なのです (`・ω・´)シ ☆彡
……まぁ、この理屈が理解できる人は、そもそもこれを読まなくていいというジレンマもあります (;'∀')