(´・ω・`) 第三十話……銀行預金が高値更新中!?
これも一応ジョークのつもりで書きました (´;ω;`)ウッ…
図が斜めでスイマセン <(_ _)>
過去回で金利が上がると、債券価格は下がる。
逆に金利が下がると債券価格が上がるというお話をやりました。
シーソーな関係なんですね。
もし、信用ある会社の利息が金貨4枚の【金貨100枚】で債券を売り出しても、市場が【金貨400枚】の価値を付けたら、利息は金貨四枚のままだから価格に対して利回りは1%になるのです。
なぜ、そうなるかと言えば、人気がある為に債券価格が上昇したのです。
逆に不人気で【金貨50枚】の価値になったら利回りは8%です。
基本的に債券を買うのは銀行さんみたいなところです。皆さんから安い金利でお金を借りて(預金)、より高い金利の商品を買う、又は貸すのです。
じゃあ最初から個人が債券を買えばいい気もしますが、国債で50年後に償還とか普通は待てないですよね(笑)。
分かりやすく言えば、我々の預金の存在は短期金融商品です。いつでも引き出せますからね。
その短期資金を集めて、長いスパンの貸し出しや長期債券の購入などの長期貸し出しをしているのが銀行です。
短期で返す利息は低く、長い間返さなくていい債券などの長期の利息は高いのです。
長いと何が起こるか分かりませんものね。
再び言いますと、この長短金利の鞘を抜いているのが銀行です。
短期1%で調達して、長期5%とかで貸し付けるのです。
人間と違い潰れない限り銀行に寿命はありません。
よって50年債とかの引き受けもできるのですね。
……今、超低金利と言われています。
中央銀行が債券を買い集めたりして、債券価格を意図的に釣り上げているのです。
先に述べたように、価格が上がれば利回りが下がるわけですから、金利が安いのです。
低い金利になると、そんな低い金利では利益が出ない金融機関は何をするかと言えば、より金利が高い商品を買うしかないのです。
いわゆる株投資とか、信用度の低い中小企業への貸し出しです。
これも銀行同士が競争するので、中小企業への貸出金利が下がるという仕掛けです。
同じく株価も上がり続けます。
つまり、金利が低い間は株が上がり続け、またお金も借り易くなるわけです。
景気が良いから株価が上がるというわけでもないのですね。
今は不景気だから金利を下げていますが、逆に景気が良くなると中央銀行は金利を上げます。金利が上がると銀行は中小企業に貸し渋るようになり、安全な債券の利回りが上がります。
『もう危険な株はイラン、債券買っとけば良い』という考えに金融機関はなりますから、株を売って債券を買います。よって株価が下がりバブルを防ぐのです。
こういう金利政策をどの国もやっているので、図1のようなグラフになります。好景気時には金利を上げています。
図1
【日興アセットマネジメント様】
しかし、今は不景気なので図2のように、皆が借りやすいように中央銀行が金利を押し下げるのです。
図2
【日興アセットマネジメント様】
銀行はいつ金利が上がるのだろうと気をもんでいるのですが、某国の中央銀行が『当分は利上げをしない』と明言したので、世界的に株価は上がり続け、住宅ローンなどは下がったままなのです。
今は株がバブルと言いますが、実際は債券や預金がバブルなのです。
だって、利回り低いでしょ?(苦笑)
利回りが下がるということは、価格が上昇しているのです。
……そう、本当に高値なのは株式ではなく、皆さんの銀行預金なのです。
不景気だと、何にも使いたくなくて銀行にお金をいれますから、金利が低くても銀行預金は大人気。
理屈的にあっていますよね (。´・ω・)?
今回は、実は預金が一番大人気という回でした ^^/~♪
今回、上手に説明できる文章を書けないことがよくわかりました (;'∀') さーせん。
……人気の高い金融商品は利回りが低いのコーナーでした。