君を知ること
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ホコリ、ホコリ、またまたホコリ。歴史ある古き良き学び舎であるはずなのに、こんな場所があるというのはどうなんだ御浜訪学園よ。
さて、同好会が認められたのは非常に嬉しいことであり、そしてめでたいことでもあったが一つ条件を付けられた。活動していい部屋はいくつかあったのだが、そのうちの一つに『使われていない化学準備室』というものがあったのだ。というかその横の化学実験室も正規の用途では使われておらず、実験の授業はもっぱら数年前に新設された新化学実験室の方で行われている。
長らく放置されていたそこは、蜘蛛が這い埃舞う人類未踏の異次元であったのだ……というのはただの冗談だが、結構大掛かりな掃除が必要なのは確かだ。つまりそれを条件にこの部屋を使っていいよー、というのがナナちゃんの言い分であったのだ。
いや、別に他の部屋が使えるんならそこでいいですと言おうと思ったのだが――こっそり彼女の心を読んだところ、申請書を受け取ったその足で教頭のところに行ってゴリ押しで同好会を認めさせるという荒業を披露してくれていたのだ。
言動に違わぬその行動に私は感動した。申請書受理、検討、許可の流れは一日で終わるようなものでは到底ない。それを生徒の熱意にシンパシーでレゾナンスしちゃったナナちゃんが燃え上がっただけといえばそうなのだが、いまどきこれほど生徒のことを考えている教諭も珍しいものだ。
たとえ『ふふ……あなた達の本気を見せてちょうだい!』みたいなクサいことを考えていたとしても、そこまでされて否やはないというものだ。というわけで、今私達は熱心に掃除に取り組んでいるのだが……少し後悔し始めている。ちょっと汚れ過ぎじゃない? まったく、みらいちゃんの心の中のようだぜ、なんちって。いや根は悪くないとは思うんだけどね、だけどちょっと見ない感じで歪だもの。
まるで物の怪に憑かれてる人みたいだけど、妖怪である私の目からみてもそんな気配は感じないからナチュラルにゲスいんだろう。嫌いじゃないけどね。
「ふぅ、ふぅ…」
「あ、みらいちゃんそっちは私が持ちますから、軽いものをお願いします」
「じゃあうちもあっちの軽いのを――」
「センスはあの重そうな本棚をあっちにお願いしますね。動かす意味はないと思いますけど」
「う、嘘やって。ごめんしてアオやん」
「らいちゃん張り切ってるねー。でもちょっと頑張り過ぎだから休憩しよ?」
「う、うん…」
「じゃあうちも少し休憩――」
「センスちゃんはバケツの水替えお願いねー!」
「がーん…」
しかし小さな体でちょこまか動き回るみらいちゃんは可愛いな。でも確かにレミーの言う通り動きすぎだろう。春とはいえ今日は結構温かいし、熱中症というのは夏だけにかかる病じゃないから気を付けて見とかないとぶっ倒れそうで心配だ。
ひねた内心とは裏腹に、ここまで同好会の設立を喜んでいるのは微笑ましいね。研究会を作りたいと思っていたのは確かだし、自己紹介の時に頑張ろうと思ってたのも間違いではないんだけど……本心では諦め気味だったのも事実だ。先導できるタイプではないのは自覚しているみたいだし、そもそもマイノリティな趣味だしね。
ふふふ、私に感謝したまえ。話を進めたのはレミーだけど、言い出さなかったら私が言ってたから私に感謝するのだ。
「ふぃー……後は明日にしよっか。流石に今日だけじゃ終わんないよねー」
「そやそや! 終わりにしよ! もう疲れたわ…」
「ええ。でも随分と綺麗になりましたし、明日中には終わるでしょう」
「私も、そろそろ帰らないと心配されてしまうわ」
「あれ、ツバメは実家から通いなんですか?」
「いいえ。母の姉の娘の父の妻の妹の夫の兄のところへ下宿してるの」
「…なるほど、つまり伯父の家に下宿してると」
「そうともいうわね」
「そうとしか言わんて!」
ツバクローはツバクローで中々面白いやつだ。済ました顔でさらっとわけのわからないことを言いだすし、きっとAB型だね。センスはきっと魚座のB型だろう、なんとなく。こてこての関西弁は、昔に見た堺の商人みたいで聞いていて小気味いいが、巷には関西弁を喋る、書くというだけで嫌う謎の勢力がいるから気を付けた方がいいぞセンス。まあ私が思うにそれらの大半は関西人な気がするけどね。関西人は自分のと少し違う関西弁を聞くとイラっとするのだ。生意気な子供に『おまんがな』とか言われると切れだす輩もいるらしい。
「そういえばレミーは近いって言ってましたね」
「うん、歩いて三分くらいだよ。みんな寄ってくかーい?」
「ぜひに……と言いたいところですけどね。体がホコリっぽいので遠慮しておきます。また誘ってください」
「そんなの気にしないでいいのにぃ…」
いやいや、親御さんの気持ちにもなってみれレミー。連れてきた友人が全員ホコリっぽかったらどう考えても嫌だろう? 外聞というものは結構大事なんだよ。
「みらいんとアオやんはどこ住んどん?」
「私は寮住みですよ。綺麗で安くて割と広くて、中々お得です」
「…私も……寮」
おお、そうだったのか。なら毎日二人で一緒に帰れるじゃないか。ふふふ、これはもうすぐにでも私の手に落ちることが決まったようなものだ。なんなら部屋に入り浸ってやろうぞ。私の良い匂いを振りまいていってやろうではないか。というかちょっと調子悪そうだけど大丈夫か?
「ほな明日なー」
「ええ、また明日」
「じゃねー!」
「おつかれさま」
「…」
みらいちゃん、挨拶は人間の基本だからしっかりした方がいいぞ……私は妖怪だけど。ん…? 本当に気分悪そうだな。血色が悪いし貧血だろうか。もう、無理して動くからだよ……よかったらおぶって帰ろうか?
「…みらいちゃん、寮まで持ちそうですか?」
「…大丈夫」
「――じゃないですね。そこの公園、確かベンチがあった筈ですから休んでいきましょう」
「…先に帰ってくれていいから」
「嫌です」
「…!」
もー、どこまでひねてんだよ君は。そんなに辛そうな友人を見捨てて帰るような人非人じゃないぞ私は。人には非ずだけど。ほれ、そこのベンチに寝っ転がればいいさ。特別に私の膝を貸してやろう……ただし借りは十倍返しで頼むぞ。
「辛いならもっと早く言ってくださいね? 出会ったばかりだって友達です。迷惑だなんて思いませんよ」
「…うん」(…うっぷ、気持ち悪…)
「…うっぷ」
「!?」(!?)
「…あ、すいません貰い貧血がちょっと」
「…」(貰いゲロかっつーの! …うぷ、突っ込む気力も起きない…)
気分が悪い人を読んでるとちょっと気分も悪くなるんだよね。だからさっさとよくなって一緒に帰るぞー……うん、流石に無理か。仕方ない、もう少し深いところに潜るか。気分が悪いってのは表層の部分で思ってることだから、もう少し深く読んで記憶でも漁れば気も紛れるし、暇つぶしにもなるだろう。まったく、能力を操作することはできてもオンオフが効かないのが辛いところだ。ま、それは『覚』として当然のことだからいちいち不便とは思わんけどさ。触ってなくても四六時中思考の波に揉まれてたことを考えれば、今は凪いだ海のように穏やかなもんだね。
みらいちゃんも目を瞑っちゃったし、私も少し没頭させてもらうか。恋人でもない限り密着したままゆっくりできることなんてあまりないし、意外と珍しい体験だ。
そうだなぁ――じゃ、ひねくれものになった理由でも探らせてもらうかな。どんな人間でも生来から歪んでたりひねくれてたりはしないもんだ。そこには必ず理由があるし、根っからの悪人など基本的にいない。性善説を信じているというわけじゃなく、そして性悪説をというわけでもない。単なる事実だ。
農民の子と領主の子が成人すればまったく価値観が異なる他人になるだろう。どちらの価値観が正しいってこともないけれど、領主の息子は領主の息子らしく――そして農民の息子は農民の息子らしく育つ。けど時間を戻して赤子の時に両者を取り違えたとしたら、農民の息子は領主の息子らしく、そして領主の息子は農民の息子らしく育っていることだろう。
要は経験だ。血やDNAがまったく関与しないとは言わないけれど、やはり環境が人間を大きく決めるのだ。それが『覚』たる私の経験が知っている事実で、真実。
だから、みらいちゃんの心をほぐす一助になればいいなって。ついでに弱点を知る一事になればいいなって。けけけ。
…んー、ちっちゃい頃のみらいちゃんは素直で可愛いなぁ。こんな純真な天使がどこで道を外れたのやら。次は小学生――三年、四年、ご……あ、ここからおかしいな。はて、少し戻って――これは……お祭りかな? 『あくたい祭り』……ああ、そういえば佐白山の近くで天狗達がそんな催しをしていたっけ。狐と一緒に伏見の稲荷から笠間の稲荷へ行った時分、見かけた覚えがある。
天狗は日本各地に伝承が残るくらいに有名だけど、人間と同じでその性格は千差万別だ。排斥主義を徹底している者も多いけれど、石槌山の天狗岳に住む天狗のように人に優しい天狗もいっぱいいるのだ。特にこの祭りを始めた天狗達はその点に関して日本有数ともいえるだろう。
『あくたい祭り』は日本人形の元来の意味に通じ、鳥取の『雛送り』などに見られる『肩代わり』の典型のようなお祭りだ。街から山へ練り歩く天狗達に人間が罵声を浴びせ悪い気や穢れを移そうというものだけれど、雛送りなどと違うのは“天狗が強い”という、まさにその一言に尽きるだろう。
日本三大妖怪に頻繁に数えられる通り、人の悪い気や穢れなど天狗はものともしない。だから人間達も安心して罵声を浴びせていたのだ。普通罵声なんぞ浴びせられたらイラっとくるでしょ? でもあそこの天狗は人の為にそれを笑って許していた。あの時は……あの時は、やはり人間というのは醜いなと、あの時は思ってたけどね。
天狗の優しさと人間の醜さを混同するなんて、それこそ醜いのに。私にとっては少し苦い思い出だなこれは。
――ま、それはそれでこれはこれ。それに今見ているこの祭りは単なる真似事だ。人間達が“天狗に扮した人間”に罵声を浴びせているだけ。天狗がこの山から姿を消した以上、儀式的な効果はほとんど無いといっていいだろう。というかもしあったら天狗に扮した人間達の方がまいってしまう。
ま、お祭りってのはそれだけで意味があるものだけどね。笑い、熱気、歓声は悪い気を吹き飛ばして祓う効果も少なからずある。
しかし人通りが多いなあ。私が見たのはもっとこじんまりしたものだった筈だけど……あ、みらいちゃんがお母様と離れてしまった。こらこら、そっちは外れ道だぞ。山ともいえない浅い山だけど、子供にとって危険に違いない。天狗が住んでいた山なのだから、整備されていない道に踏み込むと迷いやすいぞう。
あー……何故自分から道を外れるんだ。行動力があるというかなんというか、昔は活発な少女だったのかな。まあ現実のみらいちゃんが私の膝の上でお休みしている以上、特に心配することもないんだけどさ。
…? 小さな、社? なんでこんなところに? いやまあ天狗達って大概信心深いから、自分達の住処に社を建てているのはおかしくはないけれど……でもこれは、ねえ。人避けの残照に……少しだけ天狗の気配もするな。
ぎゃー! 入るなみらいちゃん! 祟られるぞ! 好奇心は猫を殺すという言葉を知らんのか! まったくもう――しかしいったい何が祀られているんだろう。むむ、これは……天狗のお面? なんかすごい嫌な気配をびんびんと感じるな。
ぎゃー! 触るなみらいちゃん! 祟られるぞ! 触らぬ神に祟りなしという言葉を知らんのか! あわわ……あ、被っちゃった。子供って怖い。ひぃっ、呪われた!? マジで!? え、いや、ちょ、なんで? 今のみらいちゃんからは呪いの気配なんか感じないし……ここからどうなるんだろう。
『そこな童よ。何故ここにおる』
おわっ!? …こいつ……あれ? 天邪鬼? なんでここにいるんだ。いやまあ、一つ所に留まるような妖怪でもないからどこにいたっておかしくはないんだけど……いや、おかしくはないけど“此処”はおかしい。愛宕山には毘沙門の祠もあるし、毘沙門天のみならずともこいつは大国主や高天原所縁の神々を毛嫌いしていた筈だ。
近くの笠間稲荷の境内社には大国主が祀られていた覚えがあるし、神々が消えたとはいえ嫌いな感情は薄れないと思うけどなあ。というかなんか、昔より心なしか神々しくなってないか…?
『…』
『中てられとるのう。人避けを張りなおしとる瞬間に紛れたのか……まったく、儂も大した力も振るえぬというに厄介事を持ち込んでくれたの』
『…』
『“それ”は此処の天狗達が人間のために遺した面ぞ。罵声と共に吐き出された穢れは、祭りという儀式を介しその面に溜まるようになっておる。そのままでは溜まる一方故、一年に一度儂が龍脈の力を借りて浄化しておるのじゃ』
『…』
『“あくたい祭り”……“悪態”祭り。その面には悪態の気が詰められておる。人間が被ればどうなるかなど知れたものじゃ』
『…』
『気をやりよるな……と言うても無理な話か。さて、どうしたものかの…』
ど、どうするの? 今は呪いの影響で呆としてるけど、このままじゃたぶん――口を開けば悪態しか出ない、超絶罵倒少女の完成だぞ。そんなのヤだよ。
『頼まれて神の真似事なんぞしとるがの、今の儂はただの妖怪じゃ。力も相応にしか使えん……面のような無機物ならばともかく、人間の体に龍脈など通せば大惨事じゃ。浄化はできん』
『…』
『…すまぬ童よ。やはり時間でしか解決はせぬじゃろう。穢れが抜けきるのに百と余年といったところじゃろうか…』
死ぬわ! 寿命が先に尽きるわ馬鹿野郎! え、これほんとにどうなるの…? なにかしらの奇跡が起こって呪いがなくなったりしたの?
『できれば足繫く神域や聖域と呼ばれる場所へ通うてほしい。少しは呪いの抜けも速まる筈じゃ。ここで起きたことは覚えておらぬじゃろうし、覚えていてもらっても困るが……せめてそういったものに興味を持つよう暗示をかけておこう』
『…』
『…悪態しか吐けぬままで人の世を生き抜くのは辛かろうな。せめて……そうじゃ、妖怪としては力になろうぞ。幸いにして儂は天邪鬼と呼ばれる妖怪でな。“本心とは別の言葉しか口に出せない”ようにできる……それとは少々使い方は異なるが、悪態を心に留めておけるようにしておこう。歪な形ですまぬが、それが精一杯じゃ』
『…』
『穢れは神気にて祓われる。それと……呪いを受けたままでは難しかろうが、人を愛し、人に愛されよ。それこそが穢れともっとも対極に位置し、特効薬となるものじゃ』
『…?』
『そろそろ正気に返りそうじゃの……儂は普段、笠間稲荷の方におってな。時間が経てば変わるものもあり、変わらぬものもある。ぬしの“それ”が変化しないとも限らん。またいずれ……そこにおいで。待っておるぞ』
…ああ、思い出した。こいつは、この天邪鬼だけはそこらの魑魅とは違うんだ。最初の天邪鬼……高天原の神の一柱だったんだっけ。妖怪が神格を持つことはよくあるしその逆も然り、神が妖怪に堕とされることもよくある。こいつは後者で、だからこそ神々を嫌っていたんだっけな。
毛嫌いしている神の真似事……か。私が転生にかけた年月の間に世界も色々と変化しているみたいだ。この十数年、人間として生きていくことに精一杯だったけど、そろそろ無頓着だったことに目を向けていかなけりゃならないみたいだね。
じゃないと、みらいちゃんが心から笑える日がこないもの。少し間は開いたけど、私の知識を舐めるなよ。人の記憶も、妖怪の記憶も、古き神々の記憶も、一度読んだもの全てを魂に刻んであるんだ。呪いを解く心当たりなんていくらでもある。天邪鬼に反転されてたせいで不覚にも呪いに気付かなかったけれど、もうしっかり認識したからね。
意味もなくここへ行こうあそこへ行こうなんて誘っても、みらいちゃんは不審がって了承はしないだろうけど……そうさ、研究会で霊地を巡るというなら丁度いい。私は『覚』。人の心を誘導するなんてお手の物。皆で行く場所をそれとなく先導するなんて朝飯前さ。
だからまずは……同好会から部活に格上げしなきゃね。予算が降りたらまずは天邪鬼――アメノサグメ様に会いに行こう。まずはしっかり事態を把握することが重要だ。それまではできることだけしかできないけど、少しだけ我慢してねみらいちゃん。
できること……えーっと、そうだ。愛だったな、愛。慈愛といえば私、私といえば慈愛。まあそれは冗談だけど――自分が一番愛しい私だけど、ほんの少しだけ君に捧げてあげよう。呪いが解けたその時、その時こそ改めて宣戦布告をしてやり込めてやるとも。それまでは一時休戦にしといてあげる。
「…」(う…)
「もう大丈夫そうですか? みらいちゃん」
「あ……うん。ごめん」(あー、怠い。どう考えても熱血バカのキラキラネーム女がわけわからん条件出したせいだろ。腐った鯛でも食って死ねばいいのに…)
うーん……この毒舌のどこまでが呪いの影響なんだろうか。ま、精神衛生的に全部ということにしておこう。なあに、ちょっとキツイ愛だと思えばこっちだって愛せるさ。悪態以外読んでいないのに、根は悪くないって思えてたんだ。だから、きっとそういうことなんだろう。劣化したとはいえ私の能力の冴えは恐ろしいぜ、はっはっは。
「ねえ、もう大丈夫だから…」(離せよビッチ。何が悲しくてお前と腕組んで歩かにゃならんのだ)
「ダメです。貧血を甘く見てはいけませんよ。急に倒れて頭でも打ったら大変です」
「う…」(…なんだ? なんか急にぐいぐいくるな…)
みらいちゃんが本心を晒すことはない……それは仕方のないことだ。でも私が本心を晒すことだってないよ? だって『覚』だもの。それは仕方のないことなのさ。でも友人も兄弟も、夫婦や恋人だってまったく秘密なしには生きていない。
人と人との絆とは――心の一部を交換し合うことだ。けれど『覚』の私は心の全てを勝手に持っていく。『覚』の私は、あなたの心の全てを勝手に持っていく。だから嫌がっても嫌がっても、溢れ出す悪態が尽き果てるまで持っていくよ。
…覚悟、しといてね?
長らく二次創作ばかりでありまして、オリジナルを書くのが初めてなので自分では気付いてなような変な癖とかあるかもしれません。もしお気付きになられたらご指摘していただけると幸いです。