第2話 気づいたら100年経ってたんだが?
今回から本編と言っていいですかね?
皆はもし小さい頃に戻れたら? なんていう願いをした事はあるだろうか? 私も多分した事があるかもしれないが…… 「いや流石に戻りすぎじゃね?」ふと目が覚めるとそこは驚きの光景が広がっていた。
自分の手足はめっちゃ小さいし喋るのは困難な状況である。
そしてこの前の2人の男女がこちらをみてめっちゃニコニコしていてこっちにめっちゃ喋りかけてる。
私は察したまさか私赤子になったのか? 信じられないが目の前の光景が現実だと私に語りかけてくる!すごいめっちゃ現実逃避したい。
そして5年の月日が経過した――――。
この5年で分かったこととある程度自分の情報を整理する事にする。
まず記憶がない常識は覚えているがそれ意外キレイさっぱり忘れてしまっている。
名前は「イサク」というらしい。
貧しい村だが住民の人達はみんな優しくこの村を守るため協力している。
「ねぇお母さん僕に魔法を教えて!」そんな願いを母親にしてみたところ魔導書をもらえた。
なぜ急に? と思うかもしれないが少しでも自分もこの村の役に立ちたいと思ったからだ。
とはいえ書いてあったのは日常で使える便利な魔法と身を少しでも身を守る手段として下級魔法が書いてあったこれ以上の魔法の魔導書は高いらしい。
魔法は人によって得意属性があるみたいだがそれが分かるのは都市にあるギルドでないとみてもらえないらしい少し残念だが習得するのに専念することにする。
そこから数日――「ファイヤーボール!」炎で出来た球体が生成され目の前のそこそこの大きさがある石に着弾する 「ドカーン!」大きな音と共にその石が粉砕される。
これが下級魔法かすごい威力だ! もしこれが中級、上級になんてなったら一体どれ程の威力があるのか……想像しただけでワクワクが止まらない。
「ここで!邪神様からの補足だぞ☆彼は腐っても私の半身である確かに今の状態ではかなりの力の制限をしたがそれでなお残る圧倒的力、今イサクが放った下級魔法の火力は優に上級を超えているのだ以上邪神様からのありがた〜い補足でした☆」
なんと私には魔法の才があるのか魔法書に書いてあった魔法はすぐに習得出来た。
後は繰り返し使うだけだ! 魔導書によると魔法の練度を上げれば詠唱の時間を短縮出来たり威力が上がったりするらしい「よし!村を守るため頑張るぞ」そして私は、ひたすら魔法を撃ち続けた……途中村の警護をしているおじさんに軽い剣術と身の動かしかたを学んだ。
そしてそこから百年が経過した――――。
ここで1つの疑問が浮かぶ「俺本当に人間か?」そう百年、百年経ったのだ。
なのに20年くらいを境に老いる事が無くなったのだ。
今でも体は現役で動けるし魔法だって使える。
だが1つだけ可能性が残されてるそれは不老不死である。
聞く話によると稀に固有の能力として持つ人間がいるらしい私もそれなのかもしれない。
だがその真意を確かめるには都市に行かなければならない。
私はこの百年ずっと村を守ってきた。
今では百年前と比べればかなり豊になっている農作や建物なんかも改善がされている。
だがこれが限界だこの先どうすれば豊かになるのか分からないのだ。
自分の能力の真意を確かめることとこの村を豊かにする方法を探すため私は都市に行くべきではないか? だが都市に行け村を守れなくなってしまう。
私は一人では決められないと判断し村長と話をする事した。
「村長、折り入って相談があるのだが」
「ふむ君からの話か一体どうしたんじゃ?」
「実は都市に行くことを考えている。
この村の発展と私自身の事を知るために、だがそうするとこの村を守ることが出来なくなるどうすれば良いか悩んでいるのだ」
相談をしてみたところ村長も親身になって聞いてくれたこの村の住人は優しい人ばかりなのは今は変わってない。
相談の末、私は都市に行くとになった。
少し寂しい気持ちはあるが行動する時が来たのだ。
荷物をまとめていざ出発! 山を超え谷を超え歩き続けた。
順調にみえてるいるこの旅は1つ欠点があった。
「ここはどこだ?」
そう都市までの行き方が分からないのである。
路頭に迷っているとある気配を感じた。
これは人か?
お読み頂き感謝です。次回は戦闘シーンを書こうと思っておりますお楽しみに!ではではまた次回