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~乙女ゲーは主人公なのにジ・エンド!?~

私はよくにいう人生勝ち組である

成績優秀 容姿端麗 ついた異名が万能沙羅

まぁ、とにかく悪い子ではなかった……と思う

なのに……なんでこんな目に……!

三枝 沙羅(15歳)

目が覚めたら違う天井で、

友達がやっていた乙女ゲームの悪役令嬢、……ではなく

ジ・エンドしかない主人公に転生してしまった……

いや、!主人公は可愛いけどね!?この作品は何か、ヤバイの!

ヤンデレしかいなくて、

良くて監禁 悪くて死亡!

……何か悪役令嬢ものと似てるな

この展開、まさかだけどさ

ジ・エンドを回避しないといけないってこと!?

確かに私は頭良くて可愛くて可愛いけど!

こんなのあんまりよ!

ただ寝てただけだよ?

ほんとに、転生ものでよくあるトラックに引かれたとか

そうゆうんじゃなくて!

ほんとにただ寝てただけなの!

私は家族もいないし親戚もいないから

いなくなっても悲しむ人はいないけど……

なんかほんとに不幸な私……

てか、私は主人公じゃなくて悪役令嬢がいいの!!


「はぁ……」

てか、なんて名前だっけ?

や、山に愛して恋する乙女?

「”闇を恋せよ光の少女”だよ」

そうそうそれそれ

……ん?ここには私しかいないはず……

それに私、心の中で叫んでるはずなんだけど?

「それは俺がかmi((まさか!

思ってこと全部声に出ちゃってた!?

「え、いやちょっ((うそ!いや~!ちょー恥ずかしい!

「あの~、今聞いた事、全部忘れてもらっていいですか?」

「いや、だからほん((「人には人に知られたくないことのひとつやふたつあるじゃないですか!」いや、それはそうだけど……」

どこいるんだろ

まずここどこよ!さっきとはまた別の所じゃない!

「はぁ、やっと気づいた」

キラキラと輝いて出てきたのは

整った顔立ちの美少年

「……アナタだれ?」

「僕は神だ!」

スッ…

「待て待て待て!警察に連絡を入れようとしないで!!」

「だって、ねぇ?」

「いや、ホントなんだって!」

「じゃあ、今の私の状況を説明してくれる?」

「人生つまんなそうに生きている少女がいたから、楽しく生きれるように手助けを……て、ライフル向けないで!なんでそんなもん持ってんの!?」

「?」

「キョトンとするんじゃありません!」

「てか、ここってあの乙女ゲームの世界であってるよね?私、乙女ゲーム無理なんだけど」

「そこは僕が補佐するよ!」

「で、私はジ・エンドを回避すればいいんだよね?」

「そうそう!個人恋愛に進むも良し!逆ハールートに進むも良し!何してもOK」

「私の名前は?」

「ここでざっくり解説!

主人公:アイラ・ブランシュ

ブランシュ王国の姫君(王位継承権第1位)で貴族養成学校”ロワイル学園”に身分を隠して特待生の庶民として入学

持ち前の明るさで夜の学園と言われているロワイル学園の

太陽と称され

そしてアイラは次々に現れる攻略対象をクリアし、

誰かと結ばれるって感じ

ちなみに今君は8歳ね」

「……」

「どうかした?」

「私、攻略対象知らないんだけど!?」

「そっからかー!まぁ、攻略対象と遭遇したら教えてあげるから心配ご無用!」

「……ねぇ、あと一個いい?」

「なぁに?」

「今からでもジョブチェンジできる?」

「……は?」

「わ~た~し~はっ、悪役令嬢がいいの!」

「あく、…え?なんで!?」

「なんたってあの勇ましさ!女性でありながら決して主導権を渡さない狡猾さ

気品に愛嬌!」

「愛嬌?」

「えぇ!かずえだしたらキリがないわ!」

「……まぁ、頑張ってみなよ

やり方によったら、上手くいくかもね!言いたい事はそれだけ?

じぁバイバイ」

神(?)が手を振ると、私が立っていた床にまぁるい穴が空く

「\/イヤアアァァァァアアアァァァァアアア!!!!」

そして落ちた

「あんのクソ神!ふざけんなー!!」











決してこの世の空間ではない所で

ひとりの神と名乗る少年がいた

「まぁ君の性格上、逆ハールートは逃れられないと思うけど

……頑張ってね、僕の愛しい愛しい神子」

彼の呟きはただひたすら広い空間に吸い込まれるように消えてった


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