可視光線_色と解釈のメモより
・赤は自信を表す色
真っ赤で何処か血のように見える赤は並外れた生命力と熱意、自信を想起させる色である
真っ赤な口紅は顔を華やかに色づける
男に赤は見る者を恍惚とさせるから似合う
カラーの中で一番赤が好きな人は実直な印象を受ける
・橙はその時の感情に左右されやすい
最近は青とセットになった高級感のある橙が好きだが橙の魅力を改めて考えてみることにする
優しい橙色の光が良い
夕陽が好きだ、ロマンチックだから
特に屋台なんかは人が集まり和気あいあいとしていてにこやかな気持ちにさせてくれる
だが同時に物悲しさがあるのは終わりがあると知っているからだろうか
街は中心に行くほど明るい、そこから出ると闇の中
開放感が襲ってくる時もあれば寒くて橙色に惹かれてしまう日もあるのだ
・黄色は逆に毒々しい
警戒色や元気な色として活躍する黄には人工物を見るような何ともいえぬ毒々しさを感じてしまう
果物の黄色になると親近感が湧くのだが創作における黄色は毒々しさを表現するため難しい色と言える
・芥子色はいつか使いたい色
暗さのある茶みの芥子は和と相性が良い
ファッションの芥子色やマスタードは身に付けてる人の内面すら考えさせるよう
・黄緑はエモさの出しどころ
植物の黄緑の美しさたるや何ということか
太陽に当たると白くなり夏の陽射しに元気に潤い空の色さえ反射させる
組み合わせにくい黄緑だが落ち着いているので好きだ
・緑は大人しくそれでいて奥深い
植物が好きだから緑はよく題材にする
心に余裕を感じられる色だ自然が好きだから、癒される
時に鬱蒼とした山林のイメージで
・ミントグリーンは春らしいレトロ感
可愛らしいので人気が高い
ミントグリーンがあると心が躍る
靴にパンツに合わせやすいと宣伝され私も見るのだがやっぱり他の色や持っている服とは合わせにくく憧れの色
アイスクリームのチョコミント、爽快感のあるミントグリーン
非常に好きな色だ
・水色は掴めない
空の青さをすぐ忘れてしまうのに
上を見ればいっぱいに広がっているのが水色である
海の水色、ポップな水色、水と絡ませるばかりで効果的な生かし方をまだ習得できていないので要研究かもしれない
・青は存在感を表す
青は冷静さを見せてくれる
夜の砂浜に、クールな人物に、どんよりしたキャラを表現したいときに青は最適
やっぱり浮かぶは夏の海だ真っ只中で一面に広がる青い色は美しい掬うと透明になるところも不思議である
・藍色だけ異常に好き
何故だろうか
青や水色は澄み切っているのに暗い藍色に何か惹かれてしまうのは
和と相性がいいとこや音楽など創作でよく使われるカラーだから、そんなのではないただ単に好きなだけ、それも直感的にこの色を使いそうになってしまう
ならばもっと藍色の理解を深めたい
・紫は私を楽しませる
通説によると疲れた時に気になる色は紫色なのらしい
非日常間に惹かれるのだと
あまり日常にない紫だが新しく高貴なイメージがあるので私の中でよく目にする
ピンクもだがやはり紫色は可愛らしい
・灰は心が晴れ晴れとしないさま
歌詞や本に気持ちを表す色とてよく使われる
私もその場の雰囲気や詩で心を表現する場合灰色や鉛色といった言葉をよく使ってしまう
・白は深い悲しみを表す
不吉と中国で嫌われるのだという葬式の時
私のイメージはそれと似ている
穢れのなさや晴れやかな気持ち、何にも染まらぬ白だが透明より余程寂しく見えてしまう
真白な空間を見ると不安になってしまうように
・黒は高貴な色
黒か白だと黒が好き
何にも染まらず高貴な色だ
重苦しさが、湿っぽさ、あるいは悪側という思い切りの良さがたまに愛おしい
西洋絵画には影を表現するため絵の具に黒を混ぜて描いたらしい
印象派が活躍して色の概念をひっくり返す前の話
だけど黒を入れるのが悪いなんて規則はどこにもないし何かを隠し味のように混ぜるのが自由で良い
〈赤字〉〈二重線〉忘れないようにメモしておくこと!