君のココナッツに僕のバナナを
みっくすじゅーちゅにします。
みっくすじゅーちゅにしたら、ココナッツから粘度の高いミルクが溢れ出しました。
溢れ出したミルクに、僕のバナナでぐちゅぐちゅにかき混ぜてあげると、噴水のようにココナッツジュースが吹き出しました。
吹き出したココナッツは、茶色の毛を湿らせた。
湿らせたココナッツの毛を掻き分けると、アーモンドが姿を表せました。
現れたアーモンドを僕のバナナで叩いてあげた。
すると、アーモンドの皮が剥け、カシューナッツが現れました。
僕は、現れたカシューナッツを舌先でチョロチョロと舐めて解してあげると、すこし塩っぽい味がしました。
その塩さ加減を感じた僕は、空を見上げると母親を思い出したのでした。