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幻のマイクロフォン(改稿)

作者:古森史郎
「冬菇屋の耕太郎」編

現代、東京近郊の街はずれに店を構える中古品店の店主・片桐耕太郎の所に、進学校に通う女子高生・芦田美咲がある品物を持ち込む。それは、ビンテージ真空管と革製の箱だった。この品々を発端に、戦時中に作製された機密兵器の部品に関係する技術者の遺品を妻の恵子、自衛隊の装備技術官・柴田海斗らと共に探す羽目になる。甲府、京都、東京へと彼の足跡をたどっていくうちに技術者の過去がだんだんと明らかになる。最後に遺品が見つかると、彼の意外な結末が判明する。

「その男、録音技師」編

大正・昭和の時代、主人公は電気工学を学ぶため、欧州へ旅立つ。シベリア鉄道でドイツのダルムシュタットへ行き、同じ大学に通う友人やその恋人と出会い友達となるが、第一次世界大戦が勃発する。終戦後、日本へ戻り民間会社へ就職する。経済不況の後に第二次世界大戦が始まってしまうが、主人公は通訳として駆り出され、再びドイツを訪れ友人との再開を果たす。帰国後、彼は陸軍に出向して京都と甲府で機密部品の製作を始める。その頃、京都の旅館である女性と知り合いになり、恋人となる。しかし、終戦間際にある事故が起きてしまう。
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