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ゆうかアプローチ  作者: 旭流遊
序章(アプローチ0):初デート
7/43

喫茶店への道中

前回のあらすじ:初デートが始まりました!

 喫茶店まではそう遠くないはずだけど、黙っていると気まずいから無難な話題で繋ごう。

「今日は付き合ってくれてありがとう。おすすめしてもらったアニメもおもしろかったから期待してるんだ」

「いや、こちらこそありがとう。話が合う人がいないから興味をもってもらえるとすごくうれしい」

なるほど、虹村くんは普段ひとりでいるけど、なんだかんだ寂しいのかな。

「結構ハマっちゃいそうだからこれからもいろいろ教えてほしいな」

「うん。堂島さんに楽しんでもらえるようがんばるよ」

好感触。この感じだと夏休みもちょこちょこ会えそうだ。

「そういえば、アニメもドラマみたいに新作が七月から始まってるの?」

話題を少し変えてみる。放送後に感想を言い合うのは連絡を取り合うきっかけになるだろう。

「そうだね。配信サービスに登録してたら今からでもすぐに追いつけると思うよ」

「本当?じゃああとで何を見てるか教えてもらおうかな」

「え、あ、ああ、うん」

ちょっと戸惑った感じの返事で不安になる。

「あ、あれかな?」

何かをごまかすように虹村くんが指差す。その先には目当ての喫茶店らしきものが見える。

「うん。お店の名前的にあそこっぽいね」

 さっきの話題をフリ直すかは迷いどころだけど、とりあえず到着するし、まずはすくーるらいふ!の話をして、あとは流れに任せよう。

次回更新は8/7頃になるかもしれません。

→8月5日0時更新します。

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