家族が増えて、うれしいです
今回は、新しいキャラ十人を含めた月夜家での会話だよ。
それではそれでは始まり始まり
「ねえ、ねえ、君達、俺たちと一緒に遊びに行かない」
『予想はしていたけど、今ナンパされるって、はぁ仕方ないか七人とも超絶美人だから仕方ないか』
七人は、いかにもチャラそうな三人の男しかも全員イケメンにナンパされていた。
「ごめん、ごめん待たせちゃったね。さあ帰ろう」僕は、何事も無かったかのように七人を連れて帰る。
「おーい、兄ちゃんどこに行くんだよ。それと兄ちゃん誰だよ」
「この人達の身内って言えばいいかな」「そうかい、じゃあ兄ちゃん金払うからその子たちを俺らに
渡してくれないかな」とさわやかな顔で交渉してくる。きっとこれで何人もナンパしてきたんだろうか
「すみません、僕達引っ越しの手伝いで忙しいので、また今度、それとまた今度って言うのは
女子の言うまた今度でもう二度とないから。それてうざいから消えろ」
少し期限が悪かった僕は、八つ当たりしてやった。
『すみません、見ず知らずの人に八つ当たりするなんて、でもほんとうざいから消えて』
「アーン、やんのかゴラッ」といかにもテンプレな発言をしてくるウザ一号
「分からなかったんですか、じゃあもう一回言いますね。う・ザ・イ・から消えろって言ったんだよタコが
分かったか」
「こ、こいつ」「まあ、待て、少し話そうじゃないか、君僕達は少し気味の身内の人と遊びたいって
言ってるんだ、少しで良いんだ、ほんと少しで良いから」
「そうですか、良いですよ、その代わりあなたの携帯貸してください」
「携帯、ああ良いけど」「ありがとうございます」
ピポパポ、トゥルルー「すみません警察ですか、うちの身内がストーカーに合ってます」
「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」
「ちょ、お前何してんだ」どうやらキレたようだ
「何って、警察への通報ですけど、何か」
「何かじゃねえよ、もういい力ずくだ」
「力ずくって、身内に手ぇ出すって事で良いだよな、じゃあもういいこっちも我慢してたけどもういっか」
「死ね」と言ってウザ二号が殴りかかってきた。
「そんな、パンチじゃあ当たらないよ」と言ってウザに号の腕を掴み僕の懐まで持ってきて
肘の関節を決める「痛ててて、このクソガキ離せってーの」
「知ってましたか、人間の骨って案外簡単に外れるんですよ、このまま肘の関節外しちゃおうかな」
「手前、絶対絞める」と言って振り回した手が眼帯に当たって眼帯がとれた。
「ははは、お前、厨二かよだっせ~、ねえねえ、君達そんな痛い子置いといて俺達と遊ぼうぜ」
「おい、今なんて言った」「あーあ」「おい、無能共今なんて言ったか聞いてるんだよ」
「厨二って言ったんだよ」パキ「痛ってー」
こいつらは僕の逆鱗に触れてしまった。そう絶対に触れてはいけないものに
僕は帽子を脱ぎながらこう言った。
「誰が厨二だぁぁぁ、俺だって、好きでこんな眼と髪してんじゃねーよ、お前らは俺を怒らせた。
ここは魔法が使えない所で良かったな、だがもっと痛い事してやるぜ」
怒りに我を忘れた僕はウザ野郎に向かって走り出し殴ってきたのを避けて相手の軸足を蹴り体制を崩させて
綺麗なお顔に一発、筋力増強を発動させて殴ってやった。
殴られたウザ二号は面白いほどまで飛んで七八めーとるぐらい顔でスライディングした。
今気づいたけど周り、結構人がいるね。まあ僕には関係ないけどさ
「次はお前だ、ウザ三号」「俺は、九重創二って名前がある」
「あっそ、今から俺が顔面整形してやるから、名前変えないとな、じゃあ、茶羅居 宇座士にして名乗れ、あら怖い、俺って名前つけるのにも才能があるなんて恐ろしい子」
と言って、僕は宇座士君に殴りかかった。だが今度はフェンイトを入れて、溝内を殴り胃液を
ぶちまけてる時に、綺麗な(これから汚くなる)顔面に殴った。
「ぶわっ」と言って今度も同じように飛んで行った。
「はぁ~スッキリした、大丈夫でもなんであいつらを倒さなかったの」
少し気になっていた事を聞いてみた。
「だって、あいつらに触ったら、病気が移りそうだし」みんなもサタンさんの言葉に頷いている。
「あはははは、それじゃ帰っろか、その前に、皆さん大変ご迷惑をかけてしまって申し訳ありません」
「「「「「いえいえ、ちゃんと守ってあげてください」」」」」
『なんでこんなに、僕の周りには息ピッタリの人達が居るんだろう』
「その、凶夜ありがとう」上目使いでお礼を言ってくれたのはベルさんだった。
「うんうん、みんな怪我とかなくて良かったよ」
周りから、温かい視線(一部殺意のこもった視線)を受けながら家に帰った。
「ただいま」
「「「「「「「ただいま」」」」」」」
「お帰り」
「「「お帰り」」」
家の中に入ると、蓮姉ちゃんと使い魔の皆さんが出迎えてくれた。
ここで、言っておこう、今日持って行ったお金は二十万円、今僕の財布に残っているのは・・・三十五円
「それで、凶夜はどこに行っていたの」と笑顔なのに、怖い蓮姉ちゃんに聞かれた。
「えーと、みんなの日用品とか、服とか買いに行っていただけだよ」
「そう、ならいいけど、もし違うかったら・・・怒るわよ」
「ははは、それじゃ、風呂に入るね、それと、もう少ししたら布団と毛布が届くと思うから」
脱衣所に行って鍵をかける。その次に無属性魔法の固定を発動してドアが開かないようにした。
「はぁ、こうでもしなくちゃ入ってきそうで怖いからな、風呂の時ぐらいゆっくりしたいよね」
僕は体と、頭を洗い湯船に浸かって明日の事を考えていた。
「絶対、明日テレビ局の人達が来てたりマスコミとか居るよな。それに頭を洗っている時見たけど
本当に髪の毛真っ白だし、右目は真っ赤で真ん中に罪なんて書いてるし。少しかっこいいと思うけど
やっぱり恥ずかしいな。それに、みんな美人だし良かった。ムキムキのミノタウロスとか
でてきたらどうしようかと思っていたから安心した」
ガチャガチャン、ドカドカ「はぁ、何してんだよ、よかった固定使っといて」
「そろそろ、上がるか」僕は湯船から上がって体を拭いている時ポンポンと叩かれた。
『何、このホラー映画的な展開』越智は見えてるけど振り返ると、そこにはマモンさんがいた。
「どうしたんですか、マモンさん」「あれ、驚かない」少し肩を落としてガッカリしていた。
「まあ、ホラー耐性は強い方だし。それにこんなに美人の幽霊だったら怖くないよ」
「そ、そうか」一気に耳まで赤くしたマモンさんは脱衣所を出て行った。
僕もその後ドライヤーを使って今は白い髪を乾かした。
髪が乾いて僕はリビングに向かうと、布団と毛布が届いていた。
本当は、綺麗に洗ってから使いたいのだが、今日中には乾かないと思ったから
ファブリー〇を使った。
「凶夜、夕飯よ」と蓮姉ちゃんの声がしてリビングに向かうと、いつもの五倍のにぎやかさが
リビングに集まっていた。正直この家は普通の家に比べると、ものすごく大きいから大丈夫だと思う。
けど、食費が心配だな。でもまあうちの両親にかかれば大丈夫だろう。
「早く、凶夜も座って」僕はテーブルに着いた。
今日の夕飯は、いつもより豪華だった。本当は僕が料理する予定だったけど、買い物とかしていたから
蓮姉ちゃんが作ってくれた。
メニューは春巻きに焼き飯、酢豚に、天津飯、チンジャオロース、回鍋肉の中華メニューだった。
「「「「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」」」」
夕飯を食べながら、改めて自己紹介をした。
「私は、月夜蓮子、凶夜の姉で適正は火・雷・水・風・光・無の六つなんだ」
「次は、僕だね、月夜凶夜、適性は火・闇・光・無の四つで今はこんなんだけど、知ってると思うけど
黒髪に茶色い目だった」
「では、次は我が我は北欧の主神オーディン、よろしく」
「次は、私が私は同じく北欧の神ロキだ、よろしく」
「で、最後は私ですね。二人と同じでトールだ、よろしくな、蓮子、凶夜」
「次は私達かな、私は傲慢のルシファー、ルシフって呼んでくれ」
「私は、嫉妬のレビィアタンだよ。レビィって呼んでね」
「私は、憤怒のサタンだ、そのままサタンって呼んでくれ」
「僕は、怠惰のベルフェゴールです。ベルって呼んでください」
「私は、強欲のマモン私もサタンと同じでそのままで呼んでくれ」
「私は。暴食のベルゼブブ、ベルゼって呼んで」
「最後は、わ・た・し、色欲のアスモデウス、アスモって呼んで」
「なぁ、アスモさんその喋り方どうにかならないの」
「さん付けなんてやめよっか。それとこの喋り方は別にやめて欲しかったら止めるよ」
「「「「「「「「「「「やめてくれ」」」」」」」」」」」
みんな、息が合ってとてもあって初日とは思えない。
「それじゃ、みんなには、この家のルールを聞いてもらおうか。三人にはもう説明したけどもう一回ね」
「良いよ、蓮姉ちゃん僕が説明したから」
「そう、じゃあ二度手間じゃなくて楽だわ、流石私の弟」
「それと、みんなには明日から学校に通ってもらうからね、もう手続きは終わらせてるから」
「「「「「「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」」」」」」」」」」
「いいわね、それでも、お弁当作るの大変だなぁ」それもそうだ、朝から十二人分なんか作ってられないよね。「それだったら、僕も手伝うから蓮姉ちゃんが起こしてね」
「オッケー、分かったわ、よろしくね」
こんな感じで、たわいもない会話をして夕飯を食べ終わる。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」と蓮姉ちゃんも叫び声が聞こえる。
「どうしたの、蓮姉ちゃん」「どうしよう、三人の布団とか毛布とか買ってない」
「なんだ、そんな事か、良いですよ、我たちは床で寝るから」
「だめだよ、ちゃんと買って来たから床で寝たらだめだよ。女の子がそんなところに寝たら風引くでしょ」
ポワーと三人の顔が赤くなり小さい声で「「「ありがとう」」」
何、神様ってこんな可愛いの、何それチート
部屋に七人を連れて、布団と毛布を引いた。部屋は結構広いので、八人分の布団を敷いても少し余る
ぐらいの広さがある。
「みんなは、ここに寝てね」「「「「「「「はーい」」」」」」」
「でも、まだ寝るには早いから、みんなの話を聞きたいんだけど良いかな」
「良いけど、私達としては凶夜の話を聞きたいかな」上目使いでそう言ってくるレビィさん
「良いけど、僕の話なんかつまらないよ。まずは何から聞きたい」
「それじゃ、蓮子の事が聞きたい」と一番に質問してきたのはマモンさんだ
「うーん、蓮姉ちゃんは基本的に優しいかな、怒るとあの人以上に怖いものは見たことないかな。
それと、料理が上手で魔法も勉学もスポーツも、何でもプロ顔負けの技術を持っていて、そんな蓮姉ちゃん
の事が僕はすごいと思うし、神級の使い魔だって三体も召喚しちゃうチート尽くしの人かな」
「ふーん、すごいんだね」とマモンさんが頷く。
「じゃあ、次は私が聞いて良い」「勿論、良いけど何が聞きたい」
「えーとね、お父さんとお母さんの事」こんな感じで聞いてきたらレビィさんが小学生にしか見えない。
「うちの両親は二人共、魔導士で親父は混沌の冥王って呼ばれてて
母さんは未知の女神って二つ名がついてるせいかほとんどうちには居ないかな。
だから昔から蓮姉ちゃんとほとんど二人で暮らしてきたんだ。僕にとっては蓮姉ちゃんがほんとの母親
みたいな存在なんだ」
「蓮子すごい」片言で、そういったベルゼさん
「じゃあ次は私、凶夜は何か好きな食べ物がある」
「うーん、僕は蓮姉ちゃんの作った料理は基本的に全部好きだよ。その中でも特に好きなのがだし巻き卵
で、プロの人よりも美味しいと思うよ」
「今度は僕が聞くね、この世界にはゲームとかある」ベルさんは目を輝かせて聞いてくる。
「勿論あるよ。テレビゲームにカードゲーム、ボードゲームとかがあるよ」
「わーい、楽しみだな」
「次は私が聞くぞ、ここでの魔法はどのくらいまで進んでいるんだ」ルシフさんが聞いてくる。
「どこまで進んでるって言われると、難しいかな。普通の魔法に、融合魔法、召喚魔法とかが定番かな」
「なんだ、無効とあんまり変わらないじゃないか、つまらん」
「ははは」
「今度は私が質問させてもらう。ここでは強い奴が居るのか」
「うーんどうだろう、蓮姉ちゃんも強いと思うし、両親も強い、魔導士のトップクラスの人とかも
居るから、多分その人たちは強いと思うよ」
「凶夜は強くないのか」
「分からない、周りよりかは強いと思うけど、蓮姉ちゃんには一回も買ったことが無いからな」
「男なのにか」「うん、情けないけどね」
「最後は私が質問させてもらうわ、凶夜って好きな異性とか居るの」
「ななな、なに言ってんだよ、蓮「蓮子は抜きで異性だよ」えーと、いないかな。
まず、いる時点で蓮姉ちゃんに殺されかけるから。今までそんな人出来た事ないかな。ははは」
「そうなんだ、それじゃ、私にもチャンスはあるね、ウフフ」
『怖いよ、この人』
「それより、もう遅いし寝よう」僕はそう言うと電気を消して眠った。
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