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現代日本の魔法事情  作者: ナカタカナ
波乱の新入生
7/26

僕の契約した使い魔は・・・・・・2

ブクマが四人になっていました。ありがとうございます。

これからも皆さんの為に頑張って書くので読んでください。

 「えっと、月夜さんの事は後で政府の方たちに報告しますので、それじゃあどんどん契約してください」

そんな感じで契約は進んでいき僕も契約することになった。

「それじゃあ、始めます。主に仕えし、使い魔よ、汝我が力に答えよ」

すると、光ではなくドス黒い霧が発生した。

「なんですか、これは」と先生が焦っている。

少しずつ霧が晴れると、七つの影があった。


「私達を呼んだのは、君かなぁぁぁ」と聞いてきた。

「はい、そうですけど、皆さんはだれでしょうか。僕は月夜凶夜って言います。凶夜って呼んでください」

「分かった、私は傲慢のルシファーだ」「私は嫉妬のレビィアタンだよ」

「ぼ、僕は怠惰のベルフェゴール、ベルって呼んで」

「私は、憤怒のサタンです」「私は、強欲のマモンだ」「私は、暴食のベルゼブブだ」

「そして、わ・た・し・がぁ~色欲のアスモデウスだよぉぉ、よろしくね」

「はい、よろしくお願いします。もしかして大罪の皆さんですか」

「「「「「「「そうだ(よ)(です)」」」」」」

僕もなかなかすごい使い魔を召喚してしまったようだった。しかも全員超絶美人だ。

「そうでしたか、皆さんにお会いできて僕は光栄です。それで契約するにはどうしたらいいですか」

「契約方法は、凶夜が私達全員の血を飲むことだ」

「分かりました」というと、全員指を爪で切って血を出した。

「では、いただきます」僕はまず、レビィアタンさんの血を飲んだ、味は鉄の味ではなく

フルーティーだった。他のみんなもそうだった。

そして最後にアスモデウスさんの血を飲むと体に変化が現れた。

熱い、そして魔力が逆流するような感じがする。

「あっ、ぁぁぁぁぁぁぁぁ」としか叫べなかった。

「くはおっふいがいぢbシュエjshs」言葉にならない叫びが響く。


「大丈夫ですか、月夜君、誰か先生読んできて」

「凶夜、今助けてあげるからね」と言って僕に近ずいてくる。

その瞬間に僕の中から何かが抜けていくような感覚が襲った。

「はぁ、はぁ、もう大丈夫だよ、ありがとう椎名先生、蓮姉ちゃん」

「凶夜、あなた、髪の毛の色が抜けて白髪になってるわよ」

「えっ、それってどういう意味」僕は自分の髪の毛を抜いてみる。

「ほんとだ、真っ白だ、これじゃあ、おじいちゃんだよ、ああああああああ」

突然僕の右目に鋭いいや、ものすごい痛みと溶けるような感覚が襲った。

「大丈夫ですか、凶夜く「あああああああああhhskhjjsdkj」

少しずつ、痛みが引いていく「うう、も、もう大丈夫です。それよりこれで契約は完了ですよね」

「うん、これで契約完了だよ。それと凶夜には私達から魔眼を授けたから、色々使えるよ」

「そうですか、ありがとうございます」なるほど、それでさっき右目が


 「蓮姉ちゃん僕はもう大丈夫だから心配しないで良いよ」

「うん、だったらいいんだけど、凶夜の右目が紅色になって、真ん中に罪っていう文字があるんだけど、

それに、髪も白髪になってなんというか、昔というか中学二年生の時に凶夜みたいな感じになってるんだけど、これは、まさに厨二病って感じになってるんだけど」

「そうなんだ、ってぇええええええええええええええええええ、それにその事は内緒って言ったじゃんか

忘れようと、していたのに思い出しちゃったじゃんか、あああああ、死にたい」

僕の、黒歴史が一気にフラッシュバックした。カッコいいからと言って黒いマントを着て変な呪文を唱えて

暗黒の炎ダークネスフレアを使っていた頃の事が

「あ、あの凶夜僕達との契約は終わったから、これからよろしくね」と僕を慰めるように言ってくれたのは

ベルだった。ありがとうでも今はそれが一番傷つくんだ。

「そうだね、これからよろしく。それと椎名先生このことは出来るだけ報告しないで欲しいんですけど」

「だめですよ、ちゃんと政府や国際魔導士連盟に報告しますからね」

「そこを、なんとか」と言って僕は土下座した。

「だーめ、絶対に報告しますから。それになんでそんなに嫌がるんですか」

先生に説明したら報告しないでくれると思って僕は話した。


 「だって、今の僕の姿をテレビとかで放送されると・・・伝説の大罪級を召喚したのは厨二病だった。

とか神級の召喚を成功させた弟で、姉とは違って、弟は厨二病だとか報道されそうですし。

それ見た親に、馬鹿にされそうですし、特別イレギュラーなんて二つ名に続いて今度は

白髪魔眼の規格外とか、言われたりしたら僕の過去の黒歴史が顔を表すかもしれないし、恥ずかしいです」

何人かの、男子生徒は「あーあ、なるほど」と言っているからその人たちもあの忌々しい病にかかったのだろう。


 「それでも、報告します。明日から色々大変だと思いますけど頑張ってください」

「はい、それでは今から僕は聖ルビアを塵も残さず破壊しますのでご了承くださいませ」

というと、後ろから抱き着かれ、背中にやらかい感触がした。

「そんな物騒な事言って、私達が全力で凶夜の事を守りますから安心してください」

後ろから聞こえたのはアスモデウスさんの声だった。

「は、はい、分かりましたから離してください」

「いーや、このままでずっと居る」と言って離れてくれない。

「あんた、使い魔の分際で私の可愛い凶夜に何抱き着いているのかな」

 ここで救世主の登場で喜びたいところだが目からはハイライトが消えていた。

僕は急いでアスモデウスさんから離れて蓮姉ちゃんのほうへ行った。

「蓮姉ちゃん怖かったよ、色々と大切な物を失うかと思ったよぉぉぉ」

「はいはい、お姉ちゃんが居るからピーな事はさせないわ」

色々思うところはあるけど、とても頼もしい。


キーンコーンカーンコーン「えっと、それでは皆さん今日の実技はここまでです。色々アクシデントは

ありましたけど、怪我がなくて良かったです」

「先生、僕のこれは怪我ではないんですか」

「それは、怪我ではなくて、魔眼なのでセーフです」その言葉を聞いて何故か分からないけど何かが

ブチってキレたような感覚がした。

「何がセーフじゃ、今まで黙っていたらみんな言いたいこと言って。

俺は、普通の学生として暮らしたかったんだよ。普通の青春を送って、卒業して就職してと夢があったのに

全部ぶち壊しだよ。何が悲しくてこんな事になったんだか」

「「「・・・・・・・」」」『あ、やっべ、みんなの前でぶち切れしちゃった』

「あはははは、今のは忘れてください」

「皆さんもう着替えないとホームルームに遅れますよ」

椎名先生がそう言うと、僕たちは着替えて教室に向かった。

七人には、この学園の制服を、マネしてきてもらった。


 「よーし、お前らホームルームを始めるぞ、と言いたいところなんだ、月夜、いつの間に髪の毛染めたんだ、しかも知らないやつが七人増えているんだが

どういうことだ」

「はい、私達は凶夜が召喚した使い魔です」

「オッケー分かった。色々トラブルがあったみたいだけど良かった。私は仕事があったせいで見れなかった

からな、残念だよ」

「「「「オッケーって何ですか」」」」

「もーう、ごちゃごちゃ言うな、それで報告することはないからはい、解散さようなら」

「「「「さようなら」」」」


 僕は七人を連れて、家に戻った。

「ただいま」僕は家に入ると、七人をまずリビングに連れて行き、色々話をした。

「みんなの呼び方を変えて呼んでいいかな。みんなの名前って長いからベルさんみたいに

短くして呼びたいんだけど」

「良いよ、私はルシフって呼んで」「私は、レビィで良いよ」「それじゃあ、私はそのままでサタンって

呼んで」「私も、そのままでマモンかな」「私は、ベルじゃ、被るから、ベルゼって呼んで」

「わ・た・し・はアスモって呼んでぇ」「うん分かった。それじゃあ次はこの家のルールについて話すね」

「この家では、蓮姉ちゃんには逆らわない。もし逆らったら・・・僕も一回だけ逆らったけどその時の事は

思い出すだけで、分かった。それとここの地下には魔法の練習場があるから、好きに使ってね。

でも、最上級魔法は使ったら地下が壊れるから、気を付けて。この家には今僕と蓮姉ちゃんしかいないから

後は、今から買い物に行くからついて来てほしいんだけど良いかな」

「「「「「「「良いよ(うん)(分かった)」」」」」」」


 僕は自分の部屋に行って貯金箱から今まで溜めた二十万円を持って家を出た。ついでに、帽子と

眼帯をして、街中でこの姿を見られたら痛い奴って思われるかもしれないから、それと

勿論七人には制服姿で、召喚した時の服装だったら街を歩いている人たちが次々に鼻血を出すと思う。

「凶夜、これからどこに行くの」とベルゼが聞いてきた。

「うーん、まずは布団とか毛布とかの日用品とかを買いに行くんだけど、その後は内緒」

「内緒ってなんだよ、気になるから教えろよ」

「ナ・イ・ショ」僕はそう言って、商店街に向かった。


 「あれあれ、凶夜君その娘達は、彼女かい、蓮子ちゃんが居るのに、やるじゃないか」と茶化してきたのは、八百屋のおばちゃんだった。

「彼女じゃないです」「そうなのかい、そうだ今日はカボチャが新鮮だよ、買っていきな」

「すみません、今日は日用品を買いに来たので、良いです」

「そうかい」と残念そうな顔をしていた。


 「ねえ、ねえ、凶夜あれ食べたい」と言ってベルゼが指を指したのは肉まんだった。

「良いよ、すみません、肉まん九つください」「はいよ、ほれ、熱いから気を付けな」

「ありがとう、みんなはい熱いから気を付けて」

「「「「「「「ありがとう」」」」」」」

「それと、ベルゼはもう一つ、食べていいよ」僕はベルゼにもう一つ肉まんを渡した。

「ほんと、でもなんで」「ベルゼって暴食なんだよね、だからもう一つ良いよ」

「ありがとう、いただきます」と言って美味しそうに食べた。


 「「「「「「凶夜はベルゼに甘くない」」」」」」

「そんな事は無いよ、みんなにもちゃんと気を使うから」

そう言っても、みんなからは冷たい視線が僕に向けられるだけだった。

「それじゃ、次は布団と毛布を買いに行くからね」

そう言って、僕は商店街を抜けたところにあるホームセンターに行った。


 「すみません、この布団十枚と、毛布を十枚ください」と言うと、店員さんが夜に持ってきてくれると

説明してくれた。

「日用品も買ったし、次は洋服屋に行こうか」

「なんで、洋服なんて買うの」とマモンさんが聞いてきた。

「だって、みんな服なんて持ってないでしょ、ずっと制服のままなんて大変だろうし」

「私達は、自分で服を作れるから買わなくても良いぞ」

「そんなこと言わずに、買いなよ、これは契約出来た証だろ思ってくれたらいいからさ」

「そうなんだ、じゃあありがたく買ってもらっとくわ」

洋服屋で、みんなに好きな服を探してもらった。


 「ねえ、凶夜この服どう思う」と言ってマモンさんが選んだのは、黒いワンピースだった。

「ものすごく似合うと思うよ」「そうか、じゃあこれにする」

「うん」嬉しそうな表情で僕の横に座ってきた。

すると次は、ルシフさんが選んだ服を持ってきた。

「凶夜、この服どう思う」

「うん、ルシフさんの綺麗な黒髪とあって、絶対似合うと思うよ」

「そ、そうか」と言ってルシフさんも僕の横に座ってきた。


 ルシフさんが選んだ服は、長いジーパンに、黒いシャツと上から着る白いカッターシャツの様な服だ

子供っぽい、マモンさんとは違って、大人っぽいルシフさんは服も大人っぽい。

 「凶夜、これ見てみて、似合ってる」と言って来たのは、ベルゼさんだった。

「うーん、どれどれ・・・とても似合ってるよ」

「ほんと、ありがとう、私これにする」

ベルゼさんも同じように僕が座ってるベンチに座ってきた。

超絶美少女をこんだけ侍らせたら、周りからの視線も一部からは殺意がこもっている。


 今度は、ベルさんが服を持ってきた

「この服僕に似合ってるかな」と恥ずかしそうに聞いてくる。

ベルゼさんが、持ってきた服は黒と白のメイド服に近い形状をした、服だ。

「う、うんものすごくいいと思う」

「わーい、ありがとう、僕これ大切にするね」と言ってベルゼさんも一緒に座った。

それと同時に殺意のこもった視線が増えた。


 「あとは、アスモさんとレビィさんだね」

「あの二人は服のセンスヤバいからな」

「ヤバいって何が」突然のルシフさんの発言に恐れていた。


「お待たせ、どう凶夜この服」レビィさんの持ってきた服は猫耳の着いた灰色のパーカと白いシャツに

黒い、スカートとニーソックスだった。

『良かった、ヤバいっていい意味のヤバいだったんだ』

「うん、良いよものすごく似合ってる」というと、

「ありがと、それじゃ私もここに座るね」といって僕の膝に座ってきた。

「「「「「あー」」」」」

「ずるいよ、レビィだけ、私も凶夜の膝に座りたいよ」とか言っている。

「あのーレビィさん、周りから視線だけで殺されそうなので降りてくれます」

「イ・ヤ」


 「凶夜君わ・た・し、似合ってる」と言って来たのはアスモさんだった。

「ちょ、ちょっと、なんて服着てるんですか。まずいですって周りの人が鼻血出してますから」

「ねえ、ねえ、似合ってる」と言ってアスモさんは抱き着いてきた。

「に、似合ってますから離れてください。誰か助けて」

「ちょっと、アスモ凶夜が困ってるから離れなさいよ」

その言葉と同時にアスモさんが離れた。

アスモさんが選んだ服は露出がものすごい服で言葉に出来ない服だったけど、本人が気に入ってるから

まあ、いっか、決して自分が嬉しいからではない、ほんとだぞ

僕は七人を連れてレジまで、向かいお金を払った。


 「はい、一〇点で十万五千七百円になります」

僕は正直、絶句していた。女の子の服ってこんなに高いって知らなかったからだ

「十万八千円いただきます。二百円のお返しです」

僕は、服を持って、店を出ると、先に出ていた七人の前まで行くと、男の人に絡まれていた。




頑張って、早めに更新すると思いますけど、夏休みが終わったら、バンバン登校するのは無理そうかな。

ブクマよろしくお願いします。

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