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現代日本の魔法事情  作者: ナカタカナ
波乱の新入生
4/26

これからは気を付けよう

今回は、凶夜が新しい融合魔法を生み出します。その効果は・・・

  「えーと、連絡はこれからは魔法学の実技の授業は二年一組と合同でやるから先輩に色々教えてもらえよ、そのほかは特にないな、以上」


 ホームルームが終わると一時間目は数学だ、正直数学は苦手だこれから頑張るか・・・


キーンコーンカーンコーン、やっと一時間目の数学が終わった、まだ一時間目なのに三時間目ぐらいの

疲れがある、『だるいな』次は現国だ、まだこの授業はマシだな、国語は好きだし


キーンコーンカーンコーン、現国が終わった、だが現国は自己紹介で終わった。


次の授業は美術だ、これもまた自己紹介で終わった、何回自己紹介すればいいんだよ


そして午前中の授業の最後の授業は魔法学の座学だ、魔法学は午前中に座学午後に実技がある。

一日に二時間も魔法学がある、これは嬉しい事だ、やっぱり魔法学は楽しいからここに来て良かった。


 「それでは、魔法学座学を始める。今日は融合魔法について勉強する」

先生がそう言うと、クラスのほとんどの人がポカーンとしている。

「それでは、誰かに融合魔法の事を説明してもらおうか・・・そういえば月夜昨日融合魔法使ったよな

良し、お前が説明しろ」と言われ僕は席を立った。


「前で黒板使っていいですか?」『正直黒板がないと、説明しにくい』

「ああ、好きに使え」「ありがとうございます」

僕は前に出て赤、青、黄色、緑、茶色のチョークを持った。


 「それでは、融合魔法の事について説明します。まず融合魔法とは、そのまんまで属性の違う属性を

合わせる、簡単に言うと、この青のチョークを青い魔法にこの黄色いチョークを黄色い魔法として色を

混ぜると、どうなりますか、分かった、人は手を挙げてください、……えっと、それでは井上さんどうぞ」


「緑色になります」「正解、その通り、融合魔法はどっちかっていうと化学に近いですね。

例えば、昨日僕が使った暗黒の炎ダークネスフレアは火属性のフレアに闇属性の

暗黒ダークネスを合わせたものです、蓮姉ちゃんの聖なる光の炎シャイニングフレア

は火属性のフレア聖なる光キラシャイニングを合わせたものです。

このように、皆さんの魔法も努力次第で最上級魔法に劣らない可能性が出てきます。

でも、ここで注意しないといけないことがあります。

組み合わせが合わない場合、その魔法は不発したり色々な失敗が起こります。

特に、最上級魔法同士を融合させると、相性が悪い場合、軽く都市を破壊出来ます。

そこは注意してください、僕が説明することは以上です。先生これで良いですか」


「あ、ああ、月夜お前、先生の手伝いしないか」

「えっ、どういう意味でしょうか」どういう意味か分からない僕は先生に説明を聞いた。


「簡単な事だ、昨日増永先生が教師辞めただろ、で今日来る新米の先生は人見知りなんだ、

だから思えが手伝ってやれ、と言うことだ、分かったか、先生見習い」


「「「「「なるほど」」」」」

「おい、みんな何がなるほどなのかな」僕は額に青筋を浮かべて言った。

「そこを頼む、と言うか元はと言えばお前が先生を辞めさせたんだから、お前にはその権利がある。

そういうわけで、明日からよろしくな、月夜先生見習い」


「やっぱり、さっき暗黒の炎ダークネスフレア使っとけば良かったかも」

「良いじゃんか、月夜先生見習い」「そうだそうだ、手伝ってやれよ月夜先生見習い」

「やってあげたらどうかな、月夜先生見習い君」

「なるほど、みんな僕の事見捨てるんだ、そうなんだ、へえ~友達だと思ってたのに

ひどいよ、ひどいよひどいよ、これはお仕置きがいるようだね・・・へへへへへへへへ

無敵の混沌ザ・カオス

「「「「「ご、ごめんなさい」」」」」

僕はその時、蓮姉ちゃん特有の目からハイライトが消える現象が起きた。


「先生、どうしますか、僕が最上級魔法同士で融合魔法使いますけど、どうなっても知りませんよ」


「や、やめろ、悪かった、悪かったってでも、お願いだから手伝ってほしい、その新米先生は私の友人だから,その手伝ってもらえると嬉しい」

クラスのみんなから機体の眼差しを向けてくる。

「はぁ、どうなっても知りませんよ」

「流石、月夜先生見習い、それじゃ明日から二年一組の座学と実技の手伝いをしてやれ」

「分かりました、その代わりちゃんと放課後補習させてくださいよ」

「え~、私怠いし無理」「そんな、先生のせいで留年になったらどうするんですか」

「家で自習してくれ」


「そ、そんな、工藤先生の授業ものすごく分かりやすくて面白かったのにひどいです」

「そ、そうなのか、じゃあ私も出来るだけ時間を空けておこう」

「ほんとですか、ありがとうございます」

周りを見ると、みんなニヤニヤとしている。

「みんな、何か言いたいことがあれば、どうぞ言ってください」


 「「「「「何もありません」」」」」

「それより、先生授業の続き始めませんか」

「そうだな」僕は先生がそう言うと席に座った。


「次は、何をしようかと思ったけど、今日は自分で融合魔法の組み合わせを考えてそれを午後の授業で

練習してくれ」

「「「「「はぁ~い」」」」」

 こう言う時だけ、みんな調子がいいな


 先生がそう言うと、みんな色々考えだした、何人かの人は元から組み合わせがあったみたいで

特に困ったような顔をしていない、多分今考えてない人は馬鹿か、僕と同じように誰かに教えてもらった

感じの人達だろう、『クラス対抗戦は楽しみだな』


キーンコーンカーンコーン「それじゃあ、これで授業は終わりだ」


 「やっと昼休みだぜ、今日は朝から疲れたー」とかみんなが言っていた。

僕は加速アクセルで急いで購買まで行きパンとコーヒーを買って教室の戻った、

僕は蓮姉ちゃんの作ってくれた弁当があるので大丈夫なのだが僕が洗脳されてるときに先生が助けてくれたようなのでお礼をしようと思って購買でパンを買ったのだ、教室に着くとまだ先生は座っていた。

「あぁ~購買まで行くの怠いな」など、呟いている。


「先生、少しお渡ししたいものがあるんですけど良いですか」

「なんだ、早くしてくれ私は今から購買に行かないといけないんだからな」

「先生これどうぞ、今日のお礼です」

僕はそう言って袋を先生に渡した、

「なんだ、これ・・・パンじゃんか、これくれるのか、ありがとう助かった」

「いえいえ、先生こそ、大変そうですし、僕は良い生徒なのでこれくらいしますよ」

先生は洪水をおこしそうな勢いで泣いていた


 「つくよぉぉ、あぢがどーう」もうすでに先生の言葉は言葉になってなかった

「そんな、泣かないでくださいこれどうぞ」と言ってポケットティッシュを渡した、

すると・・・「凶夜一緒に弁当食べましょう」と言って教室に蓮姉ちゃんが入ってきた。

「良いよ、……それより蓮姉ちゃん僕を洗脳したよね、工藤先生が僕を助けてくれたけど、

次こんなことしたら僕蓮姉ちゃんとは一生口きかないから、分かった」

「分かったから、それだけは止めて、もうしないからそれに、工藤先生に凶夜がとられるかもしれない

って思っただけなの、だから私は悪くない」

「れ・ん・ね・え・ちゃ・ん」

「私が悪かったです」

「分かればよし、それじゃ蓮姉ちゃん弁当食べに行こう」

そう言うと、ニコッとして僕の手を引っぱって、中庭まで連れて行った。


「やあ、凶夜君」今日も彩華先輩はランチマットみたいなものを広げて僕と蓮姉ちゃんを待っててくれた

「こんにちは、彩華先輩」軽く挨拶をして、僕は弁当を開けた。

今日の弁当のおかずはだし巻き卵にタコさんウィンナーとほうれん草のお浸しに加えプチトマトが入っていた。ご飯は今日はのりたまふりかけでハートマークがあった。


 「もう、蓮にツッコミを入れるのは止めておくよ」

「そうして置いたら楽だと思います、彩華先輩」そう言うと、首を縦に振り弁当の小包を開けた。

「「「いただきます」」」」」と言って僕は最初にだし巻き卵を食べた。


「蓮姉ちゃん今日のだし巻きめっちゃ美味しいよ」僕がそう言うとものすごく嬉しそうな顔をしてくれた。

「そう、じゃあ私のだし巻き卵一個あげる」と言って僕の口にだし巻き卵を突っ込んできた。

「ちょ、う」僕はいきなり突っ込まれたせいで蒸せてしまった。

「ゲッホ、ゲッホ」「ちょっと、大丈夫凶夜、はい水早く飲んで」

僕は渡された水を一気に飲み干すと落ち着いた。


 「そう言えば、これからずっと僕のクラスと蓮姉ちゃんのクラスで合同で授業するみたいだね」

「そうだったわね、にしても増永先生は情けないわね私と凶夜がちょっと遊んだだけで教師辞めるなんて」

「そうよね、クラスのみんなもそう言ってたし、私も情けないって思ったし、でもあれが遊びって言うのは

ちょっと、次元がおかしいと思うんだけど、私は気にしない」


 どうやら先輩たちも情けないと思ってるようだ、でも流石にあれ見せられて普通で居るのは無理だろう

「そう言えば、私たちに新しい担任の先生が明日来るんだって」

「そうそう、その先生って新米教師らしくて誰かが手伝いをするみたいなんだって」


 『ヤバい、これ明日の事なんじゃ、ここで僕が手伝いをするって言ったら大変になりそうだ』

「へ、へぇ~そうなんだ」全力でとぼけたふりをしてやった。

「午後の授業楽しみね」「そだね」と返した。


 「それより、もう移動しないといけない時間だから早くしないと遅刻するよ」

「「やばっ」」「「「ごちそうさま」」」

僕達は急いで教室に戻って練習場に移動した。


「ギ、ギリギリセーフ、は、はぁはぁ」急いで来たせいで息切れしていた。

少し落ち着くと、僕のクラスは準備体操をしていた。

ストレッチを終えて列に並んで先生を待った。


 少しすると、工藤先生と二年の先輩が来た。

「よし、お前ら今日は前と一緒の所に行って二年生と一緒に融合魔法の練習をしろ」

先生がそう言うと、みんなは昨日と一緒の場所に移動した。


「先生、僕はどこに行けば良いですか?」昨日僕は休んでいたので場所が分からず先生に聞いた。

「そうだな、お前はあそこに混ぜてもらえ、それと、あとでお前を呼ぶから職員室に行って新米先生に

挨拶してこい、分かったな」僕の手伝い役は本当マジだった。


「分かりました」と怠そうに言って言われた場所に向かった。


 「すみませーん、僕もここに入って良いですか」

「あれ、凶夜君もここなの」とどこかで聞き覚えのある方を向くと彩華先輩がいた。

「彩華先輩もここなんですか」「そうだよ、よろしくね」

ここには、僕のクラスの芥川君と柴田君と倉田さんに不知火さんが居た。

先輩は彩華先輩を入れて六人いた。


「君は、月夜さんの弟さんだったね」と話しかけてくれたのは背が高くがっちりとした強そうな先輩だった

「俺は、菊池浩太きくちこうただよろしくな」と言って握手してきた。

「あー、菊池君だけずるい、私は|長瀬涙子(ながせるいこ)、ルイって呼んで」

「よ、よろしくお願いしますルイ先輩」ルイ先輩は茶髪で肩まで髪がかかっていて、身長は僕と同じぐらい

瞳の色はダークブラウンでかなりの美少女だ。

「僕は|井上創二(いのうえそうじ)、えっと僕の妹が木本同じクラスなんだけど迷惑かけてないかな」

「全然、井上さんには色々助けてもらってとても、感謝しています」

「そうかい、良かった、これからもよろしくね」

井上さんのお兄さんは背は僕より少し高く体系も細マッチョみたいな感じだ」

後の二人の先輩も自己紹介してくれた、男子の人は坂城颯太さかきそうた先輩だ髪が目元までかかっていて表情が読み取りにくい先輩だもう一人は山下香織やましたかおり先輩で

メガネをかけていてショートカットの少しみどりがかった黒髪だ背は低く百五十センチぐらいだ

メガネを外したら結構美人だと思う、この中では一番大人っぽい


「それじゃあ、融合魔法の練習をしようか」と優しく先輩たちが教えてくれた。

「君は、大丈夫だね、それじゃあ柴田君は僕と練習しよっか」菊池先輩は柴田君を教えている。

「じゃあ、君は私が教えてあげる」と言ってルイ先輩は不知火さんを教えていた。

「それじゃあ、倉田さんは私としよっか」山下先輩は倉田さんを教え

「じゃ、君は僕とだね」芥川君は坂城先輩となった。


「じゃあ、凶夜君は私としようか」と彩華先輩が誘ってくれた。

「はい、お願いします」『良かった、ボッチになるとか滅茶苦茶きついからなありがとうございます』

「教えると言っても君は大丈夫dと思うけどじゃあ適当に魔法を的に当てましょう」

彩華先輩はそう言って的に意識を集中させていた。

「はぁ~、清らかなる聖水ホーリーアクア」彩華先輩は掌から水を放った。

水は、的に当たっても特に変化はなかった。

「彩華先輩、今の融合魔法ってどんなのなんですか」

「あれは、光と水の融合魔法で実はあれ、魔力を回復させる魔法なんだ」

「そうなんですか、結構すごいですね」

「次は、凶夜君がやってね」


僕は今思いついた魔法を使ってみる、多分行けるはずだ

黒の霧ブラックミスト」僕がそう言うと少しずつ的野周りに黒い霧が発生した。

「何、あれ」と彩華先輩に聞かれた。

「あれは、無と闇の融合魔法で黒い霧が無限に増え続けるんです、僕が消すまで永遠にそして霧が消えた後

がすごいんです、見ててください」と言って僕は黒い霧を消した。


 「何か変化はあるのか、内容に見えるけど」

「まあ、見ててください、三・二・一・零」僕が零と言った瞬間、的は砂のようになった。

「どうですか、すごいでしょ、これは対人戦ではなく障害物などを消すのに良いですね」

「どうなってるんだ」頭に?マークを浮かべる彩華先輩に僕は説明をした。

「あれは、鉄を砂鉄に変化させただけです。他にも水銀にも変化させることが出来ますし僕がイメージすれば、何にでも変化させることが出来ます」


「そ、そうなのか」とあきれたような顔をしている彩華先輩『何とか成功した』


黒の霧ブラックミストはある意味最強ですね、簡単に形状を変化させることが出来るこんな事をすれば、銀行の金庫なんて瞬殺ですね。でも凶夜はそんな事はしないので安心してください。

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