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現代日本の魔法事情  作者: ナカタカナ
波乱の新入生
2/26

この世界は、魔法の力の頼りすぎだ

今日二話目の更新です。これからも早めに更新出来るようにしたいです。

今回は主人公と姉が無双します。

 僕は汗をかいたから風呂に入ることにした。

風呂に入りながら新しい魔法の組み合わせを考えていた。


僕が使える魔法の属性は火・闇・光・無四つだけど、火と闇の組み合わせはほとんど出来ている。

残る、光と無の組み合わせをどうするかだ、僕が今使える最強の魔法は闇と光と無を合わせた、一時的に

最強状態になる強化魔法だ、しかし十秒くらいが限界の無敵の混沌ザ・カオス

それと、父さん直伝の混沌の皇帝カオス・エンペラー

これは、光と闇の魔法を纏って魔法だけを弾く強化魔法だ、打撃だけは防げない

これは、無敵の混沌ザ・カオスよりは魔力の消費量が少ない。

この二つが現状で僕が使える最強の魔法だ。

「はぁ~、僕もまだまだ、未熟だな」と独り言を呟いているとドアの向こう側に人影が写った。

この家に住んでいるのは、僕と姉ちゃんの二人だけ、

つまり、このドアの向こうに居るのは・・・Mysister、しかも、服を脱いでいる。

『まずい、このままでは風呂に入ってきて、大変なことになる』

どんどん服を脱いでいる蓮姉ちゃんその時僕の頭の豆電球に光が灯った。「蓮姉ちゃん、僕上がるから

バスタオル、取ってくれる」『良し、完璧な作戦だ』

「えっ、もう上がるの」と言ってバスタオルを取ってくれた。


 風呂から上がり僕はリビングでゴロゴロしていた。

今は、ソファーに座って、本を読んでいた。

その本の題名は、魔法にとってイメージは大事!だ内容はそのまんまで魔法のイメージの事が書かれていた

少しして、蓮姉ちゃんが風呂から上がり二人で久々にテレビゲームをした。

十一時くらいになって、僕と蓮姉ちゃんは寝ることにした。


次の日の朝

 「 ょうや、  なさい」と声が聞こえ目を開けてみると蓮姉ちゃんが居た。

「おはよう、蓮姉ちゃん」と朝の挨拶をして僕と蓮姉ちゃんは朝食を食べた。

今日の朝は、だし巻き卵にわかめと豆腐の味噌汁とキュウリのぬか漬けに白米だ

まさに、ゴールデンメニュー特に蓮姉ちゃんのだし巻き卵は最高においしい

「「ごちそうさまでした」」僕と蓮姉ちゃんは昨日とおんなじぐらいの時間に家を出た。

「今日から授業だけど大丈夫」どうやら、蓮姉ちゃんは僕の心配をしてるらしい

「大丈夫だよ、魔法の成績で学年一位を取るよ」と言うと蓮姉ちゃんはニコッとしてくれた。

「そう言えば凶夜のクラスって一組だよね」「うん」と返事をした。

いつも見たいに話していると、もう学園の校門までついた。

「今日の授業楽しみだね」と言って蓮姉ちゃんは二年生の教室に向かった。


僕は教室に入る前に部活の勧誘を受けた。

「魔法歴史研究部に入りませんか」「魔法競技部どうですか」「料理部なんてどうですか」

こんな感じで勧誘される。今はまだ入る気はないので全部断った。

部活の勧誘地獄を抜けて教室に入った。


「あっ、凶夜君おはよう」「うんおはよう」僕が教室に入った瞬間挨拶してきたのは井上さんだった。

僕が席に座ると凛さんが挨拶してきた。

「おはよう、凶夜君」「おはよう凛さん」僕が教科書とかを机の引き出しに入れているとみんなが

集まってきた。

「なぁ~、凶夜君俺にも魔法教えてくれよ」とか、弟子にしてくれとかばっかだった。

「ごめん、僕まだそんなに魔法上手くないんだだから無理」と言って断った。

ガラガラとドアが開き先生が入ってきた。

「おーい、お前らホームルーム始めるから席に着け」

「起立、気を付け、礼」

「「「「「おはようございます」」」」「着席」

「今日は、魔法学の座学の授業と実技の授業があるから頑張れよ、以上だ」

ホームルームが終わると一時限目の用意をした。

「いうの忘れてたけど、私が魔法学の担任だからよろしくな」


 キーンコーンカーンコーン一時限目のチャイムが鳴った。

「それじゃあ、今から魔法学の座学を始める。まずは、芥川魔法属性の説明をしろ」

工藤先生がそう言うと、芥川君は立って説明を始めた。

「魔法には、火・風・土・雷・水・闇・光・無の八つの属性があります。水は火に強い

火は風に強い、風は土に強い、土は雷に強い、雷は水に強い愛称を持ちます。

ところが闇、光、無の三つにはそれがない為とてもレアな属性です。この属性を持つ人は約五万人に一人

と言われています。以上が属性の説明です」と言って芥川君は席に座った。

「バッチシ、百点だな。でもレアな三属性を二つ持つ人間は何人か見たことがあるが・・・三つ共持っている奴なんて初めてだ特別イレギュラーはどう思う」

特別イレギュラーと呼ぶのは止めてください。それと僕はまだ光と無をうまく使えてないので

宝の持ち腐れですし。それに光属性は魔力の消費がすごいです」と僕個人の意見を伝えた。

「大丈夫だ安心しろ、卒業するまでに全て使えるようにしてやるから。それにお前ら全員もこいつに負けないくらい強くなるように鍛えてやるから覚悟しとけよ」ビシッと聞こえそうな感じでそう言った。

その後は、初級魔法の事を学んで終わった。


キーンコーンカーンコーンと四時限目のチャイムが鳴り昼休みになった。

一時限目の後は普通科目だった。数学に日本史と英語だそして今昼休みになった。

クラスのみんなは、購買に行ってパンを買っている。

僕には蓮姉ちゃんが作ってくれた弁当がある鞄を見てみる・・・「ないっ」弁当がなかった。

朝しっかり入れたはずなのに『どうしよう』

「凶夜、弁当忘れたでしょ、持ってきたわよ」と言ってドアの前で蓮姉ちゃんが手を振る。

僕は音速を超える速さでドアの前まで行き土下座してこういった。

「蓮お姉さま本当マジありがとうございます」と言うとクラスのみんなからの視線が痛い。

だが気にしない「凶夜、私が作った弁当を忘れるとは万死に値するわ、帰ったら私の言う事聞いてね」

「は、はい」少し小さい声で返事した。

「それじゃあ、凶夜一緒に弁当食べよっ」僕は手を引かれ中庭まで連れて来られた、そこには彩華先輩が

居た。「こんにちは、彩華先輩」「あぁ、こんにちは凶夜君、お弁当忘れるなんて、大変だぞ」

だが、僕は今気づいた、『あれ、弁当を忘れてるんだったら登校中に渡せば良いはずだ、ってことは

まさか、わざと』「蓮姉ちゃん、僕、朝ちゃんと入れたはずなんだけど、どういう事なのかな」

「あっ、ばれた、ごめんチャイ」『か、可愛い、反則だろ』

「それより、早く食べようよ」「それも、そうだよね」

僕達は、弁当を食べ始めた。

「「「いただきます」」」弁当を開けると桜でんぶ、でご飯の上にハートマークがあった。

『良かった、教室で食べなくて』

「蓮、確か凶夜君の弁当は蓮が作ってるんだよね」「うん、そうだけどどうしたの」

「なんで、ご飯の上にハートマークがあるのかな」

「そりゃ、決めってるでしょ、私の凶夜への愛が形になったのよ」

「そ、そうなんだ、ねえねえ、凶夜君、もしかして蓮ってブラコン」

「そーなんです」僕の言葉を聞いて呆れたような顔をする彩華先輩

「「「ごちそうさま」」」と言って僕達は次は魔法学の為教室の戻った。

教室の戻ると、いきなりクラスメートに蓮姉ちゃんの事について聞かれた。

「凶夜、お前さっきの超絶美人は誰だ」と殺意の込められた視線が僕に集まる。

「あれは、僕のお姉ちゃんだよ」と言うと、殺意のこもった視線はなくなった。

「なんだ、お姉ちゃんか。ビックリした」と男どもは安心している。

「言っとくけど姉ちゃんは紹介しないぞ、もし告ったりしたら、姉ちゃんのファンクラブの人達に

殺されるからな」と忠告してやった。

「そ、そうなのか」と残念そうな顔を浮かべる。


そして、次の魔法学の実技の授業をする為に、体育館の横にある、闘技場の様な場所に行った。

実技の授業をするときの服装は学校から支給される体操服的な物で、体にピッタリした黒がベースで

所々に赤いラインが入っている。

僕達一年生は赤、二年生は青、三年生は紫になっている。


 僕達は、一列に並んで、体操をしていた。

準備体操を終えると、工藤先生が来た。

「今日は、二年生と合同で授業するから、よく見ておけよ」

すると、二年生の人達が入ってきた。

「それでは、今から一二年生の合同授業を行う。まずは二年生から誰かお手本として前に出てきてもらおうか、そうだな、よし、月夜蓮子前に出てあそこにある的に何でもいいから魔法を使って当てろ」

と蓮姉ちゃんが先生に言われ前に出てきた。

「あっ、さっきの美人な先輩だ」と小さい声が聞こえる。

「分かりました。なんでもいいんですよね、それじゃああの的を破壊しても良いですか」

「できるもんならやってみろ、あの的は最強の強度を誇る金属でできてるからな」と言う二年生の先生

確かあの先生は、この学園に来たばっかりの先生だったよな、蓮姉ちゃんの実力を知ったら

どんなかをするかな、楽しみだな

「行きます、聖なる光の炎シャイニングフレア暴風テンペスト

蓮姉ちゃんがそう言うと、神々しい光を纏った炎が的に直撃し更に風を受けて炎が大きくなった。

先生の口が開いたまま閉じない。それもそのはず、聖なる光の炎シャイニングフレア

光と火の融合魔法、それに暴風テンペストだって風属性の最上級魔法なのだから驚くのにも

無理はない、僕と工藤先生と彩華先輩以外の人はみんな驚いている。

『流石、蓮姉ちゃん』

「あれ、案外普通に壊れましたね。世界最強の金属って結構やわなんですね」と言っている。

 そこで工藤先生が止めに入った。

「おい、月夜その辺にしておけ、お前の魔法を相手にするには無理だったな、そうだ弟と一緒に試合でもしてみんなに見せてやれ」と言って僕の事を指差す。

「そうですね、凶夜、私と久々に試合しようよ」と言っている。

『まぁ、いいか』僕は工藤先生と蓮姉ちゃんの方へ行った。

そしたら、さっきの先生が止めに入った。「工藤先生、一年生が月夜さんの相手が務まる訳がない」

と言っているのが聞こえる。『失礼だな、確かに蓮姉ちゃんに勝ったことはないけどあんたより遥かにマシ

だっつーの』

「大丈夫ですよ、それにあの子も増永先生よりはるかに強いですし」

どうやら、あの先生は増永先生と言うそうだ。

「私はどうなっても知りませんよ」と言って離れる。

「蓮姉ちゃんと試合なんて久しぶりだな、本気で行くよ」

「私も本気で行くから覚悟しときなさいよ、それと私が勝ったらなんでも言う事聞いてね」

「分かった、僕が勝ったら・・・戦いながら考えるよ」

 「もういいか」「「はい」」「それでは始める」と言って先生が開始の合図を出した。


 「聖なる光の炎シャイニングフレア」いきなり蓮姉ちゃんは仕掛けてきた。

混沌の帝王カオスエンペラー」僕はすぐに父さん直伝の魔法を発動した。

蓮姉ちゃんの魔法が直撃する。

「月夜君」とクラスメート達が叫んでいる。少しずつ煙がなくなっていった。

僕は混沌の帝王カオスエンペラーを発動したまま立っていた。

「そんな馬鹿な」と増永先生が大声で言った。

二年生の人達も開いた口が閉じないようだ。

「ひどいよ、蓮姉ちゃんいきなりそんなの使うなんて」

「ごめんごめん」と軽く謝っている。


「次は僕から行くよ」と言って僕は魔法を解除して次の魔法を使った。

暗黒の炎ダークネスフレア」すると僕の掌から紫の炎が飛び出した。

無の盾バリア」「甘い加速アクセル

僕はスピードを速くする魔法を使って蓮姉ちゃんの背後に回った。

僕の暗黒の炎ダークネスフレアを消すとドーム状に張られたバリアが見えた。

「やるわね、さすが私の可愛い弟、しかし姉より強い弟なんぞ居ない」

シャイニング」するとものすごい光が僕の目を潰した。

「くっ、まだだ、無敵の混沌ザ・カオス」すると蓮姉ちゃんの攻撃が僕の背後に当たった。

「あーずるいよ、それは反則でしょ」「勝負に勝てればいいのさ」とちょっとカッコよくいってみる。

「それなら私も、とっておき行くぞ雷光シャイニングサンダー」僕は魔力が持たないので一端魔法を解いて逃げた。

ズドーンとすごい音を立ててぜ面に亀裂が生まれた。

僕は何とか避けた「凶夜、捕まえた」と言って僕は後ろから蓮姉ちゃんに抱き着かれた。

そのまま寝技に持っていかれ僕は十字固めをくらった。

「痛い、痛い、ギブギブ蓮姉ちゃんギブ、せんせーギブアップです。止めてください」

「どうしようかな、あっ、そういえば私職員室のものすごい量の手紙を運ばなきゃいけないんだった。

誰かにあとで頼もうかなー」 『この人鬼だ』とこの場に居た全員の気持ちが一つになった瞬間だった。

増永先生もそう思ったらしくその後工藤先生に逆らえなくなったそうだ。

「とっても、世界で一番いや、宇宙で一番、若くて綺麗な工藤先生僕でよかったら、手伝うので、早く止めてぇぇぇぇぇぇぇ、痛ってぇぇぇぇぇぇ、そこダメ、ストーォォォォォォォォプ」

「そこまで、勝者月夜蓮子」

「私の勝ちだね、私の言う事帰ったら二つ聞いてもらうからね」

「はい」僕は負けてしまった。

僕はそのままクラスの所に戻って小動物みたいにチョコンと座っていた。

「大丈夫、凶夜君」と僕に声をかけてくれたのは凛さんだった。

「うん、ありがとう、でも大丈夫じゃないみたい」

僕は死にそうになっていた。


「えーと、一年のみんな見たか、これが魔法だ」

「「「「「「できるか~こんなこと」」」」」」と全員で言った。

なかには彩華先輩を抜いた二年生全員も入っていた。

「それでは、班ごとに分かれて、二年生と一緒に魔法の練習をしろ」

と、工藤先生が言うとそれぞれ分かれた。


 「工藤先生、精神的にヤバいので休んでも良いですか」

「ああ、別に良いぞ、その代わりちゃんと後で運べよ」やさしい表情を浮かべてそう言われた。

僕は闘技場の端の方へ行って休んでいた。

少し休んでいると蓮姉ちゃんが来た。


「蓮姉ちゃん、何でここに居るの」と聞いてみた。

「凶夜がここに居るから」『何、その登山する人みたいなセリフ』

「それより、さっき工藤先生に言った言葉はどういう事かな」蓮姉ちゃんの視線が一気に冷たくなった。

どうでしたか、出来たら感想下さい。

誤字、脱字がありましたら言ってください。これからもよろしくお願いします。

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