人類最後の日、人類最後の緊急事態宣言
原因不明のウイルスの蔓延により、人類は壊滅的に減少した。
こうして、人類は最後の日を迎えようとしていた。
最後の朝。
最後の太陽が無慈悲に昇る。
かろうじて生存する人々は、それぞれの最後の一日を、悔いの無きように過ごそうとしていた。
その時だ。
世界大統領から、世界のテレビやインターネットえを通じて、突然の声明があった。
「只今、人類最後の緊急事態宣言を発令しましたー! 皆さん、不要不急の行動は自粛してくださーい!」
それから何だかんだあって、人類の最後の日は、ひとまず今月末まで延期になった。




