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月下の舞姫と 堅物騎士の ラプソディ    作者: アニィアンニンドウフ
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フィルイン

眠り続ける舞姫の寝顔を見つめ、ふーっとため息が出る。


ー送りつけた請求書に対して、どう反応するものか・・・

 楽しくなってきたわい


静寂の中、どこかで獣の吠える声がした。


すっと掛布を引き上げると、わずかな隙間から月の光が差し込む。


ーこよいの月の光は、また一段とまぶしきこと!


するりと背の高い影が外に抜け出し、月明かりの中に溶け出していく

突き進んだ影は、

一本の銀白色の大樹の下で止まる。

そこには、銀鈴ぎんれい)色の艶やかな毛を持つ数匹の獣が控えていた。


「大樹の護り、ご苦労様。

 今宵は月のあかりがまぶしきこと。

 一差し舞奏でてみようかのう・・・」


“ワフ~ン”


尻尾をふり、歓迎のい意を示す。


舞が始まる。

静寂の衣をまとい、月明かりの中を銀鈴の残像を残しながら・・・




たわわに実る実が熟すまでもう少し。

収穫の重責を担う彼らは、果たして・・・・




ふと舞を止め、とても大切なことに気がついた。


「あのこたち、わんこ(銀鈴狼)平気だったかしら?」


“ワフ?”


精霊にとってはわんこでも、人にとってはそれは、熊のようなおおきさの狼であった・・・



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