表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月下の舞姫と 堅物騎士の ラプソディ    作者: アニィアンニンドウフ
79/116

後奏13

リリアが面会を求めていることを知った奥方様は、午前中は予定があり

午後からなら時間が取れるとのことだった。


「リリア様の体調を考慮して、お部屋に奥様が

 お越しになられるとのことです」

「ありがとうございます」


早く月神殿に戻りたくて、

時間が過ぎるのがとても遅く感じてしまう。

落ち着かなくて部屋の中でうろうろしているリリアをみかね

ノアさんが注意してくれた。


「リリア様、そんなに歩きまわられては、また、足をくじいてしまいます。

 どうぞ、椅子にこしかけてお待ち下さい」

「あっ、私としたことがはしたないですね。

 ごめんなさい。

 落ち着きます」

そういってちょこんと腰掛けて照れ笑いを浮かべるリリアをみてノアは

ーこんなに素直でお優しい方がいらっしゃるなんて・・・

 ほんとうに可愛らしいこと♡

 グラディアス様の婚約者にぴったりですわね

と、心の中で思うのだった。


そこに、ドンドンと戸を乱暴に叩く音がして、慌ててドアに駆け寄り

ノアが用件を聞くためドアをあけようとすると

いきなりドアがバターンとひらき、見慣れた姉巫女が飛び込んできた。


「リリア!!大変、大変なの!」

「ミスカお姉様、落ち着いて下さい!」

「ル、ルルカさんが」

「ルルカさんがどうかしたのですか?」

「あの日倒れて意識が戻らないって」

「え、う・・そ・・」


ピカーン、ドカーン、バリバリバリ。ドシャーーーー。


突然の稲光と共に空から大粒の雨が降り注ぐ。

突然の知らせに、言葉を失い、ただ呆然と立ち尽くすリリアであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ