表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月下の舞姫と 堅物騎士の ラプソディ    作者: アニィアンニンドウフ
72/116

後奏7

リリアの体調を考慮して、領主婦人との面会は午後からとなった。


案内されたのは,私的な客人を招く暖かな雰囲気のへやだった。

領主婦人はふくよかな体つきの優しい笑顔をした女性だった。

世継ぎの君の乳母として城仕えをしていたが、役目を終えた後は

領内の教育や福祉に尽力され、領民からも慕われていた。

月神殿の巫女長様とも深い交流があり、情報交換というなの女子会がたびたび開かれ

巫女長様を通じて月神殿への配慮も大変細やかだった。


ー思ったよりお優しそうなお方でよかった


リリアがいすに腰掛けると、ノアさんがお茶の準備をはじめた。


「はじめまして、リリアさん。

 足の具合はいかがですか?」

「ありがとうございます。だいぶよくなって参りました。

 昨夜はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」

「お気に召されずに、2、3週間ゆっくりなさって下さいね。

 巫女長様もそのようにおっしゃっておいででしたから」

「いいえ!そんなに長くお世話になるわけには参りません。

 明日にでもおいとま申し上げようと思っております」

リリアがあわてて辞退しようとすると、領主婦人は真剣な顔つきをして

とんでもない話を始めた。


「実は、あなたは世継ぎの君の婚約者候補なのです」

「っへ?」


絶句したリリアはそのままフリーズしてしまったのは言うまでもないことであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ